残念 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 先日、県職員の人事が発表になりました

 

 岩手の海は

 年々深刻の度合いを増す磯焼け現象によってアワビの水揚げが激減したり

 サケの水揚が激減したり

 温暖化によって、ワカメの葉を食うアマクサアメフラシなる厄介な生き物が進出してきたり

 とまあ大変な状況なんです

 

 これを打開できるのは専門的な研究をされてきた方しかいないと思うんです

 市役所にはそういう専門的な知識を持ってる方はいらっしゃいませんから

 自ずと県の研究者の方に期待するしかないんですけど

 

 専門的な知識を持ってる方の多くが

 なぜか県庁にいらっしゃる

 

 岩手県って広いんです

 四国四県と同じぐらい

 県庁は盛岡にありますので

 海からは最低でも2時間ぐらいかかります

 

 当然、専門的な知識を活かせませんよね

 

 

 海がピンチなんです

 漁業者も漁協も

 

 なのに、それを何とかできる可能性を持った方が現場にいない

 それがなんとも歯がゆい

 

 メッシを最終ラインに置いといちゃダメでしょ?

 

 県の方には何度も訴えてるんですけど

 今年はなんとかしてくれるかと期待してたんですが

 

 届かないんですねえ

 とても残念です

 

 

 今日、漁業者の方が見えられて

 「サメがいた」

 「サメすか?」

 「タラを水面まで上げてきたらとんでもなくでかいサメがついてきて頭だけ残して食いちぎっていった」

 

 巨大なサメって暖かい海にいる印象があるんですけど

 これも温暖化の影響でしょうか?

 またまた厄介なヤツが現れたようで

 

 


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