昨日は種苗の作業があって種苗センターで仕事
昼過ぎに中学校の先生から電話がありまして
「遅くなって大変申し訳ありませんが、真崎ワカメの劇が今日の3時30分からあるので、ご都合がよろしければ見に来ていただければ」
あの-ご都合はよろしくないんですが・・・・・・
せっかくのご案内なので、作業の途中で中学校へ
恥ずかしいので会場の一番奥にいたせいか
はたまた高齢化で耳が悪くなったせいかセリフがよく聞こえません
(内容はいいんだけどなー)
物語の山場
津波で亡くなったワカメ養殖漁業者の家にわかめの種糸を譲ってくれるようにお願いしに行くシーン
そこにいました
女優が
私が書いた原文では
「なんだか息子の形見のような気がして本当は譲りたくないんだけどね、漁協のためなら譲りますよ。良いワカメを作って下さい。ところで養殖施設は完成したの?」
「いえ、まだなんですけど、必ず完成させます」
「物は時間が経てば治るけど、人はダメだね・・・・・・・・いくら待っても帰ってこない」
漁業者のお母さんは笑いながらボロボロ涙をこぼした
と、まあ演じるのはものすごく難しいシーン
私が演者なら
「笑いながら涙をこぼすって、どうしろっての」
って怒り出すところです(笑)
でも、お母さん役の子は、泣く演技をしながら、後ろの席までちゃんと通る声でセリフを言ってましたもの
ん?この子だけプロ?女優さん?
舞台上では
ワカメの種苗をどうするか小さな漁協職員と日焼けしてない漁業者が押し問答をしています
やべっ、本物の種がほったらかしだ(汗)
こっちはリアル