手練 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

道の駅たろうは水没して機能マヒ。漁協の事務所も一階が水没。アワビセンターへ行く道は寸断され、コンブの種苗センターは停電して機能マヒ。サケのふ化場も停電。川のサケ捕獲施設は跡かたもなく流失。
宮古田老間の国道はトンネル内が土砂崩れ
で宮古方面には行けません
私の家は停電。田老の広い範囲で断水

津波だけでたくさんだってのに、台風10号、そして今回の台風
なんで俺たちはこんなに何度も
って途方に暮れる

かと思いきや
津波を乗り越えてきた人間は、こんな程度じゃめげませんね

完全に水没、ものが散乱して泥まみれの事務所も

職員の奥さんとか子供さんも手伝ってくれて、半日であらかた掃除完了
手練です

こんなことに慣れたくないっすけど