美味そう | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 かつて田老の防浪堤の外には田んぼが広がっておりました

 野球場ができ、住宅ができて、どんどん田んぼがなくなって行ったんですが、子供らが小さい頃はまだ少しだけ田んぼが残っていました

 田んぼの中を流れる小川には蛍がいて、ドジョウがいて、周りの草むらにはトンボやカマキリなんかもいて、いい遊び場だったんですけど

 東日本大震災で全く無くなってしまいました

 

 田老の北にある摂待地区の田んぼも津波で浸水したんですが、復旧して、今ではこのとおり

 アスファルトに覆われた場所ではなく、これが正しい風景だと思います

 

 

 昔は稲刈りをしてから米になるまで大分時間があったような気がしますけど、今は機械で刈り取って乾燥機で乾燥するので、あっという間に米になります

 早いのはいいんですけどね

 こうやって天日で乾燥した米は時間も手間もかかるけど、きっと美味いんだろうなあと思います

 産地や米の品種もさることながら、乾燥方法でも味は違ってくるんじゃないでしょうかねえ?

 食べ比べたことないんで良く解りませんが

 

 

 精米されて袋に入った状態じゃ生産の過程は解りませんね

 

 天日乾燥したものは少々お高くても買う人はいるような気がしますけど

 

 

 

 田老郵便局は震災で流失してしまいました

 今朝通りかかったら

 いやー長かったですねえ

 営業はまだ先みたいですけど

 復旧の最後のピースがはまった感があります

 

 


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