黒こんぶ! | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今日は今年最初の天然コンブ口開けでした

 

 天然コンブの採り方は2通りありまして

 1つはカマ

 草刈り鎌のようなカマでコンブを根元から切る方法

 

 もう一つは捻棒

 

 棒の先に細い横棒が差してありまして、それをコンブの間に入れて

 ひたすら捻る

 捻るとコンブが抜ける

 棒に絡まったコンブを取り込む

 というわけです

 

 ここは黒こんぶの漁場

 黒こんぶって標準和名はミツイシコンブ

 ミツイシコンブって、いわいる「日高こんぶ」

 あまりにも日高の名前が有名になりすぎて、本名?の「ミツイシコンブ」って誰も知らない・・・

 ま、それはいいんですが、このコンブを売ろうとすると

 「岩手県産の日高こんぶはあり得ない」

 って売れません

 

 日高こんぶの名が付くずーーーーーーーーーーーーーーーっと前からここに自生してるんですけどね

 

 これは日高こんぶじゃない!田老の黒こんぶ! 

 

 


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