くま | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 札幌の市街地をうろつく熊の映像には驚きました

 

 つい先日も、田老の小学校付近に熊が出たとかで、お墓に供えたお菓子とか果物は持って帰るようにして下さいということのようです

 

 山歩きをする人の話だと、従来熊がいた山の奥には、今は熊のいた形跡は無くて、民家の近くとか、畑の近くにいるみたいだそうです

 「熊が出没しました。」

 っていう防災無線もしょっちゅう聞くようになりましたし

 おばちゃんの近所の家では、家の中に小熊が入ってきて食べ物をあさっていたとか

 

 嫁さんの実家がある集落は熊よけのために電気柵が集落をぐるりと取り囲んでました

 

 野生動物が人を恐れないのはよろしくない状況ですね

 子供らが野山で自由に遊べない

 シカとかカモシカぐらいならまだしも、熊はちょっと・・・・

 

 

 野生動物が人間を恐れなくなったのは、ハンターの数が急激に減ってきてるからじゃないでしょうか?

 私が子供の頃は向かいの川戸旅館に全国からたくさんのハンターがやってきたものでしたが、最近は見ませんねえ

 

 熊が現れて駆除が必要になった時、さっと出動して熊を仕留められるハンターが近くにいるんだろうか?

 

 かつての農地が荒れ放題になっていること

 間伐されずに山が荒廃してること

 野生動物がはびこっていること

 

 汗を流し、体を酷使して土地を守ってきた人達が高齢化し、あとを継ぐ若者がいなくなりつつあることが背景にあるような気がします

 液晶画面だけ見てる人ばっかりじゃ土地を守れませんよねえ

 

 じゃ、お前ライフル背負って山を駆け、熊を撃ってこれるか

 って言われても・・・・・・

 無理ですね・・・

 

 


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