Fish on! ・・・・ ? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 もう、やたらとタラが釣れまくってるらしい

 〇尾とか〇本じゃなくて〇十キロという単位

 

 そんなに釣れるんなら、オレにも釣れるだろう

 そんなに釣れるんなら10時頃行っても1本や2本ぐらいは

 

 ホントは夜明けから行ってみたいんですけど、日曜日もふ化場やらアワビの種苗センターやら水を確認しないと落ち着かないので(あんま役に立ちませんケド)10時近くにはなっちゃいます

 

 

 家でゴロゴロしていた長男を強制連行して海へ

 

 夜明け頃に海を見たときはナギ

 港を出てしばらくは穏やかな海を航行していたのですが

 なぜかタラ釣りらしき船とすれ違う

 ???もう帰り?釣れない?

 

 

 船が真崎より沖に出たとたん

 ビュー!ってものすごい北風

 船もバッタンバッタン

 

 ・・・・・・無理だな・・・・(汗)

 あえなくUターン

 

 漁場に着く前に退散というナサケなさ

 

 

 風裏になる真崎の影に入り込んで(タラいないんですけど)

 「もしかして釣れるかもよ。やってみろ」

 長男、すかさずジグ投入

 すると

 「きた。デカイかも」

 「うっそ、こんな浅場で?」(自分でやってみろって言っておきながら)

 

 「ん?動かねえ」

 「根掛かりだな・・・・ハハッここで釣れるわけねえハハッ」

 「やってみろって言ったの誰?」

 「ハハッ。真崎から沖に出れねえんだから仕方ねえんだ。奇跡はそうそう起きないのだよ」

 

 「やっぱ田老の海はキレイだねえ。釣れなくても船で出ただけで楽しい」

 長男は昨年の4月から大学に行って田老を離れてるので、そんな都会の人みたいな口をききます(笑)

 「オメ、どっから来た?」

 

 


農林水産ランキング