ボイルコンブ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 当方で生産するコンブには乾して出荷するものと、ボイルして出荷するものがあります

 

 乾しの方は黒く乾燥したダシ用のもの

 スーパーでは乾物のコーナーにおいてあるものです

 

 ボイルは食べるコンブで、あまり目にする機会はないかも知れませんが、生鮮コーナーにおいてある緑色のものです

 

 乾燥ものは出しをとるために、枯れる直前まで成長させて収穫しますが、ボイル用は柔らかいものが好まれるので、あまり成長させずに早い段階で収穫します

 

 例年5月末から6月上旬ごろの収穫になりますが、今年はワカメ同様成長が良好で、一昨日から収穫が始まっています

 コンブは根に近い部分から成長していくので、葉の中でも何近い方ほど若いのですが、きれいな緑色が出ないので、切り落とされます

 根に近い部分と、先の方を切り取ったものを集荷

 このあと後ろで湯気を立てているボイル釜で茹でられます

 生育上々ですね

 

 


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