あわび山 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 あわびの山

 末端価格は・・・・・・

 

 この前の口開けの時の画像です

 乾鮑に加工する際はあわびの計量が終わったら片っ端から貝から身を剥がします

 

 なので、作業員もこの人数

 

 東京の義兄が高価だと恐れおののく「キモ」も大量に出るのでキロ単位で袋詰めされます

 銀座ではいくらになるんだろうか

 

 今朝、魚市場に行きましたら

 「佐賀部、片方で2千!」

 の声

 

 普通の定置網は魚がたまる部分が1カ所なんですが、佐賀部定置の場合は南北2カ所に魚がたまる特殊な構造で、その一方だけで2千尾のサケが入っていたということです

 ということは4千以上

 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 案の定もう1方のたまりを合わせて5千本以上のサケが入網していました

 久々の大漁です

 

 佐賀部で5千ということは、コンスタントに佐賀部の倍以上の水揚げを誇る赤島定置は今年初の1万本超え確実!

 と思いきや、潮が速すぎて網を起こせないとか

 

 乗組員の皆さんは赤島の網起こしをするため、佐賀部の水揚げを終えると休む間もなく出港していきました

 お疲れ様です

 

 

 昼休みに郵便局へ行ったら

 「サケはだいじょうぶですか?」

 

 田老は小さな漁師町なので住民の皆さんがサケの水揚げを心配してくれます

 「あっ、佐賀部5千!」

 他の地域の人が「さかべごせん」って聞いたって「なんのこっちゃ?」ってことですが、田老ではちゃんと通じます

 「よかったあ。さけまつりできますね」だって

 

 他の地域ではあまりのサケ不漁に軒並みサケ関係のイベントを中止してます

 田老はちゃんとやりますのでご心配なく

 


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