こんぶ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 例年お盆頃まで続く養殖コンブの収穫ですが、今年はすでに収穫終了してる方も

 収穫が早く終わるということは、それだけ収穫量が少ないということで

 

 田老の南の海域ほど減産傾向が強く、北の摂待地区は平年並みに採れそうな見込みです

 

 去年は収穫直前にシケを食らってロープからコンブが脱落してしまったのですが、今年は大きなシケも無く、あまり脱落もしていません

 

 なのに、なぜ?

 

 昨年と違って春先に親潮系の冷水が接岸しなかったせいか、昨年よりコンブがスマートなんですね

 ナベに入れる乾しこんぶの生の状態ってこんなにでかいんです

 去年はもっとでかかったんですが・・・

 

 乾し上がりの色は良いし、品質もいいのですが、重量がとれません

 んー・・・・・・

 後は単価が上がることを期待です

 

 例年だと、はぐら(熱射病?)になりそうな中での収穫作業ですけど、今年は涼しい中での収穫です