外見だけでは | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 昨日のウニ口開け午前6時の状況

 田老のウニの口開けは4時30分~7時30分までの3時間です

 前日波が良くても、当日悪くなることもあるので、1時間前までに口開けを中止するか続行するかの判断をしなくてはなりませんから、口開けの日は2時起床です

 

 若かりし頃であれば、まだ飲んでる時間ですね

 

 口開けを担当してもう20年ほどになりますが、担当したての頃は2時過ぎに魚市場へ向かうと道路を酔っ払いがうろうろしているものでした

 (クソー、なんでオレ今の時間から仕事なんだああっ)ってムカついてました

 

 ところが、今はだーれも歩いていません

 そもそもお酒を飲むお店すらないんですから

 やはり、街には夜の社交場が必要です!(キッパリ)

 

 

 さて、ウニ漁にも色々とレギュレーションがございまして

 港に入る前に違反がないか検査員にチェックして貰います

 

 今年は昨年までとレギュレーションが変わり、フタをしなくて可となりました

 去年まではフタを閉めるのに苦労しておりましたので、突然フタを閉めなくても良いといわれましても、はたしてどれぐらい採っていいものやら

 

 検査員に見せると

 「おー、言っちゃ悪いが今日の最低だな」(笑)

 えーっ

 

 まあ、ウニの場合は外見ばっかり良くても身が痩せていて重量がきかないものや、色が悪いと売り物にならなかったりするので、むき身になってどうかってとこですね

 負け惜しみですけど(笑)

 

 

 


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