今日もまた | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ウニの口開けです

 6月上旬だというのに、例年にないハイペースで

 殻のままでウニを買う業者は処理能力を超えてしまってアップアップとか

 

 昔はウニを採ってきたら、全てむき身にして販売していたのですが、核家族化が進んだり、仕事に出る奥さんが増えたりでむき身作業ができない漁業者が増えてきました

 そこで、殻のまま引き取ってくれる業者を探して、殻のまま販売できる体制を構築しましたら、むき身作業ができない環境の方も出漁できるようになって

 良かった良かった

 

 と言っていたら

 

 殻のまま販売する人が年々増加しまして

 

 震災でその傾向にいっそう拍車がかかりました

 

 なにしろ仮設住宅ではむき身作業をする場所がないし

 以前は勤めに出ている奥さん方もウニの口開けといえば仕事を休んでむき身作業をしていたものですが、そういう方も減ってきました

 

 若い奥さん方はウニ剥きをできる人も少なくなってきているようですしね

 

 結局、何をやっても人手不足に突き当たります

 

 

 殻から直接食べるウニはひと味違うんです

 食べたことがある人なら解りますよね

 

 


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