満を持して? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 宮古市内でラーメン屋をしている友人

 「今度さあ、田老のわかめを使ったラーメンを出そうと思ってんだけど」

 「おお、ぜひ出して!ってか、なんで今まで出してねえの?」

 

 その友人のお父さん(故人)は田老のわかめ養殖の草分け的存在で、おじさんやいとこは田老でも指折りの生産量を誇るわかめ養殖漁業者ですので、ラーメン屋をやるって言い出したとき、真っ先に出てくるのがわかめを使ったラーメンだと思っていました

 

 ところが、これまで「わかめ」の名を冠したメニューは無し

 

 「わかめを使ったラーメンって言えば、磯ラーメンみたいな塩味だべ。ありきたりなのはイヤなんだよ。田老出身の人間だからこそ、今までになかった、世の中にインパクトを与えるようなわかめのメニューを出したいわけさ。で、ずっと考えてたんだけど、今までこれだっていうのがなくてな」

 

 へー、なんも考えてなさそうで考えてるのね

 

 「塩味意外っていうなら味噌だべ」と、こちらはホントなんも考えてない友人N

 「塩味以外だとわかめの風味を消してしまうんだよ。わかめの風味がなかったら意味ねーべ。田老のわかめは他とは全然違うってのを表したいわけさ」

 確かに・・・・

 

 中途半端なものを出したくないために、今までメニューに無かったようで

 「オレ的には玉喜食堂のわかめラーメンみたいなのを出してもらいたいんだけど」

 玉喜食堂って昔田老にあったラーメン屋さんで、独特の味がとても美味しくて日曜日なんかは町外からもたくさんお客さんがみえた人気店でしたが、店主が高齢で震災前に店を閉めてしまいました

 

 時々、無性に食べたくなるんです

 「ああ、玉喜食堂ね。おいしかったなあ、確かに。でも、オレのラーメンは違うんだなあ。」

 

 いまだに悩んではいるようですが、いくつかアイデイアはあるみたいです

 

 性格上、何の前触れも無くデビューさせて、違うなと思ったら突然止めてしまうので、頻繁に行ってないと出会えないかも

 

 

 

 土曜日は暑いぐらいの陽気だったので、昨日スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換してたのですが、なんと、今朝は雪

 エェ━(´Д`υ)━・・・

 

 せっかくなので雪景色でも撮ろうと思ったらカメラは電池切れ

 なので、今日は画像なしです

 

 


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