スロージギング? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 船釣りではスロージギングなる釣り方が流行っているそうな


 海でジグと呼ばれる魚の形をした金属片で魚を釣る方法は、海底に落としたらひたすら腕力勝負で巻き上げるというとても疲れそうなものでしたが、このスロージギングというやり方は、ゆったりと誘いジグを漂わせる体力が無い人にもできそうで、しかも結構釣れるやり方だということで


 今までは息子の竿を(勝手に)借りたり、カレイ釣りの道具の先にジグを付けたりしてやってたのですが、スロージギングってのが釣れる(らしい)ただし、専用の竿が必要(らしい)



 昨日、盛岡の病院にお見舞いに行った帰り道、中古の釣具屋へ


 「スロージギングってのやりたいんですけど、何を買えば良いの?」

 シロート丸出しの質問をしたら、店員さん(訳の解んねーのが来たよ)って顔で

 「予算はどれぐらいですか?」

 (やべっ相場が解らない)「2~3万円?」

 (あからさまに迷惑そうな顔で)「リールも込みで?」

 「できれば」

 (あきれ顔で)「何釣るんですか」

 「タラ」

 「タラ釣るぐらいだったら、なんでもいいですよ。カレイの仕掛けにジグ付けて投げときゃ」(なんだ、このオヤジ、さっさと帰れよ)

 「なんだか専用の竿が必要だって」

 「他の魚も狙うっていうんならね。でもタラだけなら何だっていいっす」


 って迷惑そうにしながらも、竿を取り出して

 「こんな感じですかね」

 値段を見るとなんと2万7千円!中古でこんなにすんの???

 (汗)「もうちょっと安いの」田老のタラ釣り師達がそんなに高い竿を使ってるとも思えないし

 「えっ?じゃあ、これ。あんまメジャーな会社じゃ無いけど」

 なんと1万7千円

 「ハハッもう少し・・・」

 (もう話すものイヤそうに)「これが一番安いです。これ以下は無い」

 おおー7千円。待ってました。それにします」


 「お客さん、どっから出るの?港」

 「ん?田老」

 (ケッ、出たよシロートが)

 「お客さんねえ、田老には釣り船なんか無いよ」

 「釣り船じゃ無いけど。自分で行く」

 「えっ?船持ってんすか?どちらからいらっしゃったんですか」(態度急変)

 「田老から」

 「そうなんすかあ、羨ましい。自分で行けるンっすね。」


 今日、確定申告指導をしてるとき、友人のノボルが来たのでその話をしたら

 「ばっか、オレのは竿とリールで10万円以上だぞ。7千円ってそら嫌がられるわ」

 「えーそんなにすんの?あっそういえばジグ買ったら5千円だった。竿よりジグの方が高くなるなあ」(笑)

 「(笑)おージグに竿付けて釣れ」


 まあ、とにかくやってみるのだ

 タラシーズンが終わる前に行ければ良いけど・・・・


 


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