現行犯 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

今年はあまり騒動になっていませんが、去年の今頃は幼いわかめが鳥に食べられたという被害報告が相次ぎました

「鳥がそんなに食わないだろう」という人と

「いや鳥だ。オレは見たんだ」という人がいます


ロープをついばんでいる鳥を発見したので


くちばしでロープをこそげとって食べてます


おそらく海藻ですねアオサとか

でも、この口でわかめは難しそうです

こそげ取ることはできるかも知れませんが、わかめを一本飲んだらおなかいっぱいになるんじゃ?

まあ、鳥だとしてもこの鳥ではないと思います



そういえばS君は

「顔がつぶれためんこい鳥がいる。あれは海藻じゃ無くて小魚を食ってるようだけど」

「顔がつぶれた?それエトピリカじゃねえの?」

「なんすかそれ?」

「ずっつぐで(ずんぐりして)黒っぽくて、くちばしがオレンジでおっきくて、顔が白くて、目がちっちゃい」

「ああ、多分それっすね。養殖施設で作業してるとたまーに見ます」

「へー、エトピリカが田老にもいるんだ」

エトピリカを写真におさめたいけど、毎日海に行って明るいうちはずっと海にいるS君がたまに見るってぐらいだと、出会う確率はかなり低そうです

しかも、揺れる船の上から常に動いている小さな鳥を撮るとなると、望遠でよほど明るいレンズじゃ無いと無理ですね

これから海に出るときは防水のバッグにカメラと望遠レンズを入れて持って行くようにしよっと

でも、もし見つけられたとしても

「あっ、エトピリカ!カメラカメラ。あーくそ手が濡れてるし、ありゃ、広角レンズが付いてる。あー」

何て言ってるうちに見失ってる

ってな感じでしょうけど

船で追いかけるにしても一人でカメラを構えながら操船してなんて芸当私にはできませんし


春から初夏にはハヤブサはほぼ確実に見られるので(船で行けばですけど)とりあえずハヤブサで練習

速いからハヤブサの方が難しいか



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