タラが | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今朝は5㎏オーバーのマダラが定置に入網していました


 獲れるのは良いことなのですが

 「タラが入り始めたらサケの終わりも近い」

 そう言われておりまして


 まだサケが終わってもらっては困るのです


 今日は水産会社の方がいらしたのですが

 「サンマはダメ、スルメもダメ、サケもダメ。これじゃ日本人は一体何を食べるんでしょうね?こんなんじゃむしろTPPに救いを求めなくちゃなんない。日本の海はどうなっちゃったんでしょうねえ」


 そんなことを私に聞かれましても・・・・


 確かにサケの不振は酷いです。震災の年に放流してませんから、ある程度の不振は覚悟してましたけど、まさか、これほどとは


 去年はブリとかイワシとかでカバーした漁協も多かったのですが、今年はサケだけじゃなく、他の魚も不調です


 この辺では正月に新巻サケは欠かせないのですが、サケがあまりにも高すぎて新巻もできないとぼやく方多数


 イクラも高くて買えません


 


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