「お父さん、月曜日休みなんで、タケと釣りに行きたいんだけどさあ、何持って行けば良い?」
次男は小1からサッカー少年団に加入していて、土日はほとんど試合やら遠征やらで、自由な休みは数えるほど
中学になってちょっと余裕ができて、たまーに自由な休日ができるようになりました
「何持って行くって、何が釣りたいのよ?」
「とにかくデカイの」
「岸壁でデカイの?いねーべ。まあアイナメぐらいか?」
「アイナメってどう釣るの?」
「ワームとかでやってんな。岸壁だと。オレやったことねーけど」
「じゃそれ」
っていうことで
昨日の午前中はコンブ種苗の培養に使う海水を運搬して、午後に次男と宮古の大きな釣具屋へ
若い店員の兄ちゃんをつかまえて
「初めてワームで釣りするんですけど、何買えばいいの?」
「まあ、スタンダードなところだと・・・・・こんな感じですかねえ」
というワームと針を購入し、その足で漁港へ
釣れない。全く。ピクリとも
「おとーさん、なんにも引かないよ」
「やっぱ、専門店じゃなきゃダメじゃねーの。釣り方聞いてくっか」
今度は宮古で唯一のルアー専門店へ
「必ず釣れるワームをください!」(キッパリ)
「(失笑)魚の大きさとか、季節とか、海の状況で違ってくるんで。どこで、何を釣るの?」
「漁港で、アイナメです」
「漁港じゃあ、あんまり大きな魚はいないから、小さめのワームかな」
「障害物とか多いの?」
「けっこうあると思います」
「じゃあ、引っかかりにくいように中通しのオモリで、針はこれがいいか。ワームの付け方解る?」
「解りません」
「こうやって通して・・・・・・・こうやると引っかかりにくいから。投げたら底まで落としてゆっくり巻いてくるんだよ」
一通り教わって帰宅
帰ったらずーっと針の刺し方を練習する次男
(そんだけ真剣に勉強したら、学校の成績も上がるだろうに・・・・・・)
あっ オレも昔よく言われた( ̄_ ̄ i)
昼休みに家に帰って次男の昼メシを作ってたら
「釣れたー!」
「ふーん。アブラコ(アイナメ)かあ?何匹?」
「スイコ(ソイ)8匹」
「え?8匹も?こんな真っ昼間にスイコが釣れんの?うそだべー」
(ソイって夜行性で昼間はほとんど釣れないんですけど)
「ほら」
次男が差し出したバケツには確かに8尾のソイが
まあ、あまり大きくはないですけど
「やっぱ専門店は違うかあ?」
「なんか、ワームの付け方でけっこう違うみたい」
帰ったらソイをおろさねば・・・
「なんでこんなに釣って来るの!」
子供の頃は、私が釣ってきた魚を見て母が怒る意味が解らなかったけど
今はよーく解ります
(^_^;)
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