そろそろ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 田老の街(があった場所)を貫く新しい国道はもう完成間近

 道路には舗装が施され、電柱が立って、歩道もできて、あとは線を引いて北と南をつなぎ合わせれば完成ってところです



 昨日スタートしたワカメの収穫は30tほどの水揚げでした

 明日は休んで、月曜日から収穫が本格化する予定です


 私が事務所から帰るのはいつも午後8時を過ぎますが、昨日第一加工場は8時を過ぎても電気が煌々と点いていました

 がんばってます けど、初日からこのペースで最後までもつの?




 昨日の夕方に所得税の申告指導がようやく終わりました

 臨時税理士の資格は3月15日までなので、ギリ(汗)


 PCのソフトを利用しているので、普通の申告ならチェックにそう時間はかからないのですが、震災で家が流失した土地を土地計画のために販売したり、高速道路が通るために土地を販売したりというケースが多く


 それらには控除があるのですが、土地代には控除があっても移転の補償費は控除がないとか、営業の補償は収入にみるとか、土地を売買した場合は分離課税、震災の時の雑損控除は繰り越しがあるとか、普通の申告なら紙2枚で済むのが4枚も5枚も必要になります


 さすがの経理ソフトもそこまでは対応していないので、紙を全部付き合わせてチェックしたりで大変です

 もう、臨時税理士の範疇じゃあありませんって


 わからない点を税務署の電話相談室に問い合わせても

 「お調べしますので、少しお時間を下さい」とか


 市の買い上げなので市役所に問い合わせると

 「部署が違いますので解りかねます」とか・・・・


 そんなプロが戸惑うようなことを私ごときが   ねえ



 でも、まあとにかく終わったので一安心


 とおもいきや、机の上は膨大な書類の山

 年度末ですからね、申告にかかりっきりならそうなりますわ


 申告の期限を何とかしたと思ったら、今度は事業年度の締めに追い回されます





 今日の夜は4月から中学生になる次男の所属するサッカー少年団の卒団式です

 震災でグランドを使えなくなって、近隣の少年団のグランドを点々と移動しながら利用させてもらったり、スパイクも練習着もなくて日本各地の少年団から援助してもらったり、少年団のOBに寄付を募ってゴールを買ったりと色々ありました


 漁業に携わる職業柄、休日でも田老を離れることが難しいため、練習にも試合にも同行出来ないことが多く、父兄の皆さんや監督に大変お世話になりましたし、子供らにも窮屈な思いをさせてしまいました

 「お父さん、今日の試合は誰の車に乗せられていけばいい?」とか

 「迎えには来てくれるの?」とか

 「○○君ちはいつもお父さんもお母さんも試合を見に来るんだけど、どうしてウチは誰も来ないの?」とか

 悪かったなあと思いつつ、おかげで成長したような気も


 まあ、そんな諸々の思いを語りながら監督らと朝まで飲み明かすつもりです


 きっと明日は使い物になりません(^_^;)


 



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