着々と | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

新しい国道(だと思います。手前の道路が現在の国道)

高台の造成地

ともに形が見えてきました

基本的に雪に覆われているので、工事をした場所だけ黒々として解りやすいです

「あーこんなになるんだなあ」と想像がつくようになってきましたね


先日申告に来られた方は

「雪でどこにも出られなくなって、仮設でごろごろするにいいと思ったが、一日嫁とテレビを見ていたらストレスが溜まってしょうがなかった」

と話していました

やはり、どんなに身近な人手も、ある程度の距離感というか、スペースが必要なようです


仮設住宅の間までは除雪も来てくれないようで・・・


申告も明日で予定の日程を終了します

申告が終われば「磯の口開け」や養殖ワカメの収穫も始まり、いよいよ春がきます。まだまだ寒いし、雪も降るでしょうけど、海の中は春です


元職員のFさん

「タラを14匹釣ってきた~」

「ジグすか?」

「ウン。水深100mぐらいの所にイサダがいて、そこに下ろしたら一発」

とニヤニヤして行きました


オレも行きたい~ ヽ(`Д´)ノ