この時の手紙は単に映画の中の小道具なんですが、西河監督のこだわりなのでしょうか百恵さんの自筆の手紙らしいんです。周知の事実? 私は初めて知りました。
その自筆の理由は私が筆跡鑑定しました(^O^) 2枚目は76年1月の年賀状、3枚目は80年夏の「蒼い時」の原稿ですが、まず○の「と」ですが上からの線がほぼ真っ直ぐで長めです。
○の「す」ですが横棒の書き出し角度です。○の「よ」ですが丸の部分の大きさと膨らみかたです。○の「ね」ですが左側の書きはじめのところ。最後に○の「お」ですが文字全体のバランスと丸い膨らみと最後の点の打ち方です。
以上の結果からこれは同じ人が書いた文字だと推測&鑑定しました。文字は年代とともに変わりますし、これはかしこまって書いた文章ですから文字の特徴はこのくらいですが、急いで書いたメモなどではもっと顕著に出て来るはずです。それにしても「蒼い時」の文字は男字ですね!
曲は文字と言えば77年12月「花ざかり」から「花筆文字」をどうぞ。
★花筆文字★
75年4月「潮騒」 良く見えなくてすいません。
76年1月「中一時代」
80年夏頃「蒼い時」