DVDマガジン4/7② | sakaeの百恵さんブログ

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32年ぶり復活 百恵さんの話がしたい!

 昨日に続きDVDマガジン4月7日号の内容紹介です。
 渡辺愛紗さんの百恵が歌で演じた女たちは「歌い継がれてゆく歌のように」です。高校卒業の日の夜も女はステージに上がっていた。別れを惜しむ暇もなく足早に去った校舎。少女は制服を身に着けていたが「歌手」だった。
 でも、今の女の目の前には無数の観客。今日1日しか出会えない人もいるが、悔いるものではなく、そうでなければあまりに悲しすぎる。それは女の本音だった。
 旅から旅へ、何万人というファンに出会い別れ、さみしいけれど一期一会を飲み込めるようになっていた。「燃え尽きる前に次のろうそくに火を点して」真心で向き合っていれば別れにも後悔はない。さよならは次へと向かう扉なのだから。
 この曲は武道館のラスト曲の前にも歌われ、77年5月リリースの「百恵白書」に収録されて以来、コンサートでたびたび披露されてきた。
 「百恵白書」は百恵自身を主人公とする私小説風作品集で、阿木が百恵に同行して詞を書き上げた。
 当時、18才の百恵には歌いきるだけの力量が備わったいなかったが、その後、歌うごとに声は伸びやかさを増し、出会いと別れを繰り返して円熟し、本物の「歌い継がれる歌」になったのである。と話しています。
 リレー・インタビューは降旗康男さんの3回目です。「赤い衝撃」の時に百恵ちゃんが熊本に行くと言うので1日もらい、阿蘇をバックに撮ろうという訳でしたが、着いたら雨で止むのも待ってられない。
 スタッフが道路のブリッジの下ならと言うので行ったら、一面の霧で阿蘇なんかどこにも見えない。そこで頂上は雪じゃないかと調べたら雪だというので、雪の阿蘇の火口でロケすることになりました。
 草笛さんは「足が凍傷になっちゃう!」と大騒ぎ、次の沖縄はもう春みたいと言うので行ったら、寒波襲来でスタッフはみんな風邪をひきましたが、百恵ちゃんはじめ俳優さんたちはひかなかったので、鍛え方が違うんだなあと思いました。
 撮影中百恵ちゃんと世間話をしたことはないですね。そのくらいなら睡眠をとりたかったんじゃないかな。演技のことで何か言ってくることもなかった。
 「赤い運命」では三國さんと百恵ちゃんは本当に父娘になろうと意識していたように感じます。三國さんはけっこう台本にないことをするんですが、百恵ちゃんはアドリブに応じてちゃんと返せていましたね。そのあたり、息があっていました。と話しています。
 曲は「歌い継がれてゆく歌のように」を「コンプリート百恵回帰」バージョンでどうぞ。