DVDマガジン1/13 ① | sakaeの百恵さんブログ

sakaeの百恵さんブログ

32年ぶり復活 百恵さんの話がしたい!

 間もなくDVDマガジン第25巻が届きますがもう観終わりましたか? ではDVDマガジン1月13日号の内容紹介です。
 フォトギャラリーは77年17歳の秋となっていますが、何度考えても77年は18歳ですよね。この謎は解けません。紀信さんは内に潜む魔性と神秘性と例えましたが、私はこの写真を言葉で表現するのは難しいですね。
 プレイバック百恵の言葉は「自分の歌」です。「秋桜」が結婚直前の娘の、母への想いのたかまりの歌だが、自分の歌に感動しますかと聞かれ、「自分の歌に感動することはない」と答えた。 二言目には「感動した」などと言う昨今と違い、40年前のアイドルは醒めていたが、それが彼女の魅力でもあった。
 引退後に聴いて「とってもいい楽曲で私は阿木さんの詞のファンだったんだと思う」と語っているが、「歌やお芝居と同じ感覚で、演じているって感じですね。歌い手が自分で感動していたんでは、聴き手はしらけてしまいます。フィクションだという割り切りがあるから、歌ごとに悪女にも聖女にもなれる」と語っています。
 歌詞を覚えるとき、「情景が浮かんでこない歌詞ってはいらない。シーンが絵になって、パアーッと頭の中に出てこないと、覚えられない」と言う。そうやって情景の中で演じるのが山口百恵の歌だった。と話しています。
 岩井志麻子さんの「赤の壺」は「取り違え」がなかった話です。「赤い迷路」では大人と子供の立場がはっきりしていて、目下の者は意見は言っても、目上の意見が正しいという前提に立っている。 「赤い運命」だって、わがままな秋野だが親や兄の言うことには素直である。
 秋野はスタイル抜群の都会的部美人でも百恵の引き立て役、有馬も完璧な美貌でも岸田に比べれば影が薄い。容姿だけを比べれば前者が優るが、後者にはそれをねじ伏せる存在感がある。
 この配役が逆になったら百恵は地味な敵役で、岸田は可哀想な人でしかなくなる。じゃあ、宇津井と三國の役が入れ替わっていたら・・・いかに宇津井が名優でも、悪役には見えなくてイマイチだろう。
 「赤い運命」ではこういう役者の取り違えだけはしなかった。と話しています。
 曲は79年11月「山口百恵 -リサイタル愛が詩にかわる時-」から「秋桜」のリサイタルバージョンをどうぞ。「秋桜」の嫁ぐ娘の気持ちがわかったのは、やはり武道館の時かな?

 ★秋桜★




もうすぐ18歳。
このころから一段と百恵さんの内に潜む
魔性と神秘性が増したように感じる。
ぼくの写真もどんどん変わっていく。
もー、ついて行くのが大変。                 by紀信