息子の出願変更については
夫婦でも話しあってきた
推薦入試で内定がいただけなかったときには
自分も大学で就職担当もしているが
息子について
「なかなか芯があって人間として面白いキャラクターだと思う
学校という集団の場所には必要な存在だと思う
そう思わせるだけのものがある
ただし限られたたかだか10分の時間でそれをアピールすことは
なかなか難しいが面接をする人間の尺度や主観に大いに左右されるわけで
息子の才を見抜けない・・そんな判断しかできない高校にはさほど価値がないと思う
自分が面接官だったら息子を採る」
と
8割親バカ丸出しで意見を言っていた。
そして息子が出願変更したいという高校についても
主人も「本人がそこで学びたいという意欲があれば
良いと思う。ただし、常にトップ集団に入る努力をしていないと
大学入試で泣くことになる」・・と
そして昨日、手続きで夫の署名が必要な資料に記入する際に
「やはり高校ブランドはある。
私立の特進に合格しているのだから・・無理は承知で変更せずに受けたらいいのに
あいつ(息子)にはそういう一発勝負にかけるくらいの勢いがない」
と
私はここまでこの答えを出すまでに息子がどれだけ葛藤したのか
知っているし・・
準トップ校に出願変更したからといって楽ができるなんて考えもせず
塾長とそこを狙うならトップ合格でないと許さないと厳しい言葉をいただいているのも知っている
「所詮○○高校卒業だもんな」
と言われて大学でもその先でも道を決めていくのに不利になるんだぞ・・」
と
「なによりここまで努力してきての決断・・本人がどう生きていくのか
が大事だしそれを応援してやらねば・・
今言ったことば○○に無神経に言ったら私は許さないからね」と私
夫は
「今はとりあえず公立の出願ということで一応これで
自分の想いはしまうけれど・・先週受験したもう一つの私立トップ校で合格して
申し込んでおいた得点資格制度が認められたら・・授業料が公立と同じになるので
公立よりも進学実績のよい私立の高校へ進学させるのもありだから」
と
「待って・・考えるのも悩むのも本人・・未熟だと言っても本人の
行きたい気持ちを大事にしてやらなきゃ」
私の言葉に
「大学はそんな甘いもんじゃないんだぞ。アイツが目標にしている○○大学なんて絶対に
行けるわけがないんだから・・」
入った高校がすべてを決める?
極端な言い方をする夫に私はふつふつわいてくる憤りをなんとか抑えようとしていた。
それは本当に息子という一つの人格をみていっているアドバイスなのだろうか
世の中の物差しではやくもこどもの人生はこうなると決めつけているのだろうか
もともと勉強を得意としない息子が半分は親の期待にこたえたいという気持ちで
臨んできた受験勉強で・・ひとつの岐路に差し掛かった時に
本人が見出した目標をなぜ変えさせなければならないのか
本人が悩んで悩んで考えた答えをまたゼロに引き戻すようなことを
しなければならいのだろうか?
親として迷った時には自分の親がしてくれたことをよく
思い出してみると良いと思う
夫は音楽を続けたかったが親が学ばせるお金がないし
長男だし男だから将来自分の家族を養っていけるような仕事についてほしい
と言われ大学の進路を決めたのは知っている・・
決して有名大学ではない地元の家から通えるような大学
でもそこで出会いがあり恩師の先生に可愛がられ
人生の波が動き始めた
自身の体験からいって息子に有名進学高校、大学がすべてのような発言は
できないと思う・・
能力は人間を図る一つの物差しにはなるだろう。
でもそれがすべてではない
愛される人柄、誠実さ、責任感、実行力、冷静さ、礼儀
その人間が汗や涙で越えてきた経験からはぐくまれた個性だって
大きな財産だ
えてして男の子は
成長がスローだ・・人として魅力が出てくるのも自分が学び蓄えた能力が開花しつつあるのも25歳ころからでないかと思う・・
私は10年後の息子の姿を本当に楽しみにしているのだ
そのときに、魅力あふれる温かい人間に成長していてほしいし
息子をとりまく人間関係もそのような温かさにあふれたものであってほしいと思っている。
おセンチなおばさんだと時代に取り残された人間の負け惜しみだと
笑う人も多いかもしれない
今はただここまでがんばった息子の想いを
信じてそれを精一杯応援し支えてやりたいと思った。
そして今朝・・
出張のために息子よりはやく家を出ていく夫が
余計なことを言わないように願っていた
息子「いってらっしゃい」
夫「おう。お前もがんばれ。あと2週間悔いないようにな」
と・・・
本当におもわずほっと溜息がでるくらい安心した瞬間でした。
親とはいえ一人の人間
かわいいわが子の幸せのために
想いや気持ちが揺れることは日々あります・・
言いたいことはやまほどあっただろうけれど
息子の進路の一歩をまず見守っている様子の夫にも
親としての成長の一歩があったように思えた瞬間でした・・