気の利く大人のひと言目
齋藤 孝
2021/08/07
★ひとことまとめ★
お互い気持ちの良い会話ができるひと言目が学べます
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介】
相手と異なる意見を言う→「一般的には」
やんわりとお断りしたい→「このたびは」
話すことがなくて困った→「○○と言えば」
本気で褒めたり励ましたい→「むしろ」 他
話し下手の人も緊張してしまう人も、 とりあえず「これ」で会話はうまくいく! 超シンプルで一生使える、齋藤孝流「会話上達」メソッド!!
【感想】
この記事を書くの、4回目くらいです…
アプリの調子が悪かったのか、書いてはアプリが落ち…、また書いて保存をするも保存失敗で書き直し…、また書いてようやく保存…で心が折れてました。。
もっとちゃんと内容を書いていたのですが、さすがに気力が無くなりました
「〇〇と言えば」を使えば、会話は無限につなげられる(P12)
連想ゲームのように、相手の話した内容から芋づる式で会話を広げていく。何を話すか事前に決めておく心配がなく、相手の話した内容から話を広げられるので仲も深まる。
すべて「あるね!」で場は温まる(P16)
第一声は「でも」「それは…」のような、反論の言葉ではなく、「あるね!」「それいいね!」のような肯定の言葉のほうが良い。
確かに、意見を求められた時に、「う~ん、それはちょっとねえ…」というような反応をされたら、もう意見を言うのを辞めようと思ってしまうと思います
「なるほど+たとえば」で会話に深みを持たせる(P26)
「なるほど」ばかり多用すると軽い感じがしてしまう。「なるほど」の後に「たとえば」と自分の言葉を付け足すことで、きちんと聞いてくれてる感が出る
「ところで」は自分の話の後で使う(P32)
相手の話の後で「ところで」を使ってしまうと、「自分の話がつまらなかったのか?聞いていたのか?」と相手は感じてしまう。
「これでいいですか?」は「どちらがいいですか?」に言い換える(P54)
「これでいいか?」と聞かれると、条件反射で「いい」と答えてしまうことが多い。あとから「それじゃだめだ」と言われないためにも、「どちらが良いか?」と相手に選ばせることで、考える時間を与える。
相手と異なる意見を言うときには「一般的には」とぼかす(P66)
似たものに「どちらかと言うと〇〇ですかね」もある。はっきりと自分の意見を伝えてしまうと、反対意見の場合対立してしまいかねない。ぼかした言い方で、空気を悪くしないようにする。
「どうなんでしょうね、あれ」で、まず相手の出方を窺う(P70)
相手の考えを聞かないまま自分の意見を言ってしまうと、反対意見の場合空気が悪くなる可能性がある。相手が「どう思うか?」と聞いてきた場合、相手が自分の意見を言いたいことがほとんど。なので、まず「どうなんでしょうね」と相手の意見を聞いたほうが良い。
よくよく考えた末の「気の利いたひと言」より、すぐ口にした「ベタなひと言」が勝る(P96)
じっくり考えて捻った意見を言うよりも、ひと言目で肯定的な結論を伝えたほうが良い。
落ち込んでいる人には、根拠がなくても「大丈夫」と言おう(P104)
何の根拠も示さずに、「あなたなら大丈夫」と言い切る。自信を持って断言する。
久々の再会で喜ばれる「あっ、そう言えば」(P108)
「あっ、そう言えば+具体的な記憶」で時間が埋まる。相手は「覚えていてくれた」ことを実感する。
「どうなんでしょうね」と「一般的には…」と相手の出方を伺う一言は今後使っていこうと思いました
お客様と雑談することも多いんですが、最近はコロナとか色々センシティブな話も多くて
お客様の考えを聞く前に自分の意見を言ってしまい、言わなきゃよかったと後悔する状況に陥ったこともあります…
大人の、特にビジネスでの会話はいかに穏便に済ますかが重要だと思っています。盛り上がりに欠ける会話だとしても、雰囲気良く終えること、次回も話しても良いと思える空気感で終えることのほうが大事だと思います