文章で生きる夢をマジメに叶えてみよう。 Webライター実践入門
岸 智志
2021/07/25
★ひとことまとめ★
「読まれる」文章の書き方がわかります。
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介】
本書は、「文章を書いて生きていく」ことをマジメに目指してみたい方に向けたものです。
自分の書いた文章を、たくさんの人に読んでもらいたい。
自分の書いた文章を、Web上で発信して原稿料を得たい。
そんな風に考えている方に向けて、「プロのWebライター」に必要な基本知識や文章の書き方を、なるべく実践的に伝えることを目指しました。
基本的なライティング技術だけではなく、ライターに一番大切な「文章力」の鍛え方、企画・構成、取材のノウハウなども伝える新しい「Webライター必携」が本書です。
いま、第一線で活躍中のみなさんがどんな風にして、ライターや編集者の仕事をするに至ったのかを語るコラムも収録しました。
ほかの人より「かっこいい文章」を書いてみたい、副業でライティングの仕事をしてみたい、という方にも、ぜひご一読いただきたい内容です!
■寄稿コラム
○若手ライターの活躍の場は紙メディアからWebへ(宮脇 淳)
○僕が自分の好きなジャンルを仕事にできたワケ(西村まさゆき)
○地方で暮らしながらWebライターとして活躍するには(田中森士)
○「未経験不可」の壁を越える転機になったのはブログ記事(吉川ばんび)
〈こんな方にオススメ〉
・Webメディアやオウンドメディアのライターになりたい!
・自分の書いた文章を、ネット上で多く人に発信したい!
・ライティングの技術を磨きたい!
・文章を書いて原稿料や副収入を得てみたい!
〈本書の特長〉
・Webメディアでライターの仕事をしたい方に向けた内容です。
・文章の書き方だけでなく、取材や企画・構成のノウハウも伝えます。
・業界の第一線で活躍するライター、編集者のコラムを収録しました。
〈本書の内容〉
■CHAPTER 1Webライターになるには
■CHAPTER 2企画を立てて構成しよう
■CHAPTER 3取材をしてみよう
■CHAPTER 4文章を書く技術
■CHAPTER 5読み直しとリライト
■CHAPTER 6インターネットとSNS
■CHAPTER 7「書く」以外のスキルを磨く
【感想】
文章で生きていきたいと思って読んだわけではなく、文章の書き方の基本が書かれていたので読みました。
ブログを書くときに、「な~んか長ったらしいなあ」とか、「なんかおかしな文章になっているような…」と思うことが多いので、基本に立ち返ってみようと思いました
気を付けるぞ~と思った部分だけ書きます~
・主語と述語を対応させる。
✕私の楽しみは仕事の休憩時間に小説を読んでいます。
○私の楽しみは仕事の休憩時間に小説を読むことです。
○私は仕事の休憩時間に小説を読むのを楽しみにしています。
・能動態と受動態を書き分ける。生き物でない主語を正しく受けるには、述語は受動態にする。
✕この映画は世界中で上映しています。
○この映画は世界中で上映されています。
・修飾語と被修飾語を対応させる。
・同じことを何度も書かない。一文の中で、重複させない、同じ言葉を重複させない、主語と述語を同じ言葉で書かない。
・読点の連用を避ける。文の基本は「一文一義」。1つの文に1つの内容だけ書くと読点が減る。
・「〜して」「〜て」の連続使用を避ける。二つの文に分ける。
・「〜ので」の連続使用をしない。「〜ので」の前には「原因・理由」、後に「結果」を書く。「〜ので」を連続使用すると、なにが原因でなにが結果なのかわかりづらくなってしまう。
・文末が全て同じだと稚拙に見える。「体言止め」(文末を名詞で止める)を使うとリズムが生まれ、こなれた印象になる。
・2つの動作を「〜たり」を使って並べるときには、両方の動作に「〜たり」をつけなければいけない。
(例)洗濯したり、掃除したり
・二重否定はわかりづらいので避けたほうがよい。理解がしづらく読み手のストレスになる。
(例)私は悲しくないわけではなかった。
主語と述語が対応してない文章ってよく見かけますよね。私は違和感にゾワゾワしちゃうのですが、書いている人は気にならないのかな~と思ってしまいます
私自身できていないと感じたのは、能動態と受動態の書きわけですね。生き物ではない主語にも、能動態を使ってしまっていたと思います。。。気を付けよう。。。
読点の連用も結構しているので、「一文一義」を頭に入れて文章を書こうと思いました