14冊目:会話は、とぎれていい ―愛される48のヒント | 【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

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会話は、とぎれていい ―愛される48のヒント

加藤綾子

2020/02/24

 

 

★ひとことまとめ★

うまく話さないと…!という気持ちが軽くなります。

 

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 

【Amazon内容紹介】

目を見て話さなくたっていい、コミュニケーションは「先攻」だけじゃない、盛っていい話、ダメな話―人気アナウンサーが数々の話し方の達人の隣で学んだ「会話の本質」とは?

話し方、聞き方、相手への気遣い、仕事に対する姿勢、人間関係の築き方…愛されるコミュニケーションのヒントが満載!
明石家さんまさん、タモリさん、笑福亭鶴瓶さん…超一流のコミュニケーション能力を持つ人たちは何を考え、どうやって人と接しているのか。
『カトパン』がアナウンサー生活で学んだ48の「愛されるヒント」をこっそりと伝えます。

<収録内容抜粋>
◆一流の人ほど緊張する
◆ダメ出しに強くなる方法
◆自分の「失敗」を楽しく話せる人が愛される
◆明石家さんまさんの隠れた魅力
◆タモリさんがスタッフに慕(した)われる理由
◆羽鳥慎一さんは「言わない」
◆阿川佐和子さんと高島彩さんの「聞く力」

 
 
 
【感想】
発売されたころに読みたいな~と思っていたのですが、なかなか読めないまま時が過ぎ…滝汗
通勤中何かkindleで読もうと思ってちょうどいい本を探していたところ、プライムリーディングのなかにこの本があってお願い
わーちょうどいいと思って読みました照れ
話し方の指南本というよりは、カトパンが普段から気を付けていることや、周りのアナウンサーやMCの方とのお仕事を通して「この人のこういう話し方って素敵だな」「いいなと思った」というような内容が書かれています。
だから、話し方がうまくなるにはこれを実践すべし!みたいな本とは少し違います。
 
カトパンって、なんでもソツなくこなす感じというか、あまり同じ人間(という言い方は変ですが)に思えなかったんですよね。容姿も可愛いし、仕事もできて、きっと悩みなんてないんだろうなあ…みたいな。(誰だって悩みはあるはずだけど)
けど、この本を読んだら、カトパンへの印象が変わりましたキョロキョロ
同じように悩んでいたんだなあとか、あと学生時代は容姿でも悩んでいたということは特に驚きでした。今現在の姿だけでその人を簡単に測ってはいけないですね…。
 
自分も取り入れようと思った部分を備忘録として書きます◎
 
 
 
・たとえば、初対面の人との会話で沈黙が生まれた場合、その沈黙が気まずい気がして、とにかく話して間を埋めようとする人もいるでしょう。ただ、そのとき、相手は本当に話したそうにしているでしょうか。
・心地良いコミュニケーションで大事なのは、「話す」ことよりも「自然さ」だと思います。必ずしも自分からボールを投げる必要はないのです。
 
・失敗したときや悩んでいるときは、誰しも視野が狭くなりがちです。そんな人に対して、出来事の解釈によって新しい視点を提供したり、一方に偏りがちな空気を変えたりできる人は本当に魅力的だと感じます。
 
・できない自分を受け入れ、「知識がないので分からないですが、一生懸命頑張ります」という素直さを持つことで、周囲の人たちもサポートしてくれるのだと思います。
・たとえば「分からないです」と言う人に対して、その人の自尊心を傷つけてしまうような言い方をする人もいるでしょう。そういった姿勢は「分からない」と言えない環境を作ってしまうことにもなりかねません。「最初だからしょうがないよ」と言ってくれたり、力を合わせる仲間として対等に会話してくれたりする人が一人でもいたら、雰囲気は一変すると思います。
 
・羽鳥さんは自分が司会する番組で取り上げている話題について、知っていることでも自分の口からは言わず、専門家やコメンテーターの方など、番組が盛り上がる人に会話を回していく技術がすごい、ということでした。(中略)私自身、話すことがすごく好きなので、知っていることや思いついたことはすぐ口にしたくなってしまう性格です。しかし、コミュニケーションにおいては、「知っているけど、言わない」「分かっているけど、言わない」ことが非常に重要になる場面があります。
・答えがわかっていても自分からは言わず、「言うべき人」に言ってもらう
 
・美しい言葉遣いを心がける
 
・余裕を失いがちなときほど、相手への気遣いや礼儀正しさを大事にする
 
・批判されたり、怒られたりしたとき、ついカッとなって言い返したくなるかもしれません。ただ、相手の言葉は、自分に向けられたのではなく、自分の仕事に向けられたものであることが多いのです。
 
・仕事という、色々な人が協力して一つの方向に向かう作業の中では、「自分だけのものさしで相手を見ていないだろうか」と問いかけることは、チームの成果を上げるためにも大事な姿勢だと思います。
 
・「ちょっと考えてみます」などとクッションを挟みたくなる気持ちも分かるのですが、時間を置けば置くほど断りづらくなるものです。相手と良好な関係を保つためにも、断るという選択をすることは大事です。
 
・たとえば何かを伝えたいときに「こんな言い方をしたら相手を傷つけるのではないか」と考えて引っ込み思案になってしまう方もいらっしゃると思いますが、自分の中で葛藤している状態は、相手の立場に立つために楽をせず、立ち止まっている状態だとも言えます。
そしてそういった楽をしない姿勢を持っている人は、あるきっかけでコミュニケーション能力が大きく伸びることがあるように思います。
 
・「これまで言われてうれしかったことを覚えておいて、他の人に同じことを言う」
 
・心の成長に終わりはありません。人間関係で悩み、葛藤し、苦しんだ、まさにそのときこそが、心が成長する大事なきっかけだと思います。
 
 
時々すごく乱暴な言葉づかいをする人がいますけど(私の母も)、聞いている側もいい気がしないんですよね。どんなに素敵な容姿だったとしても、そういう言葉遣いする人なんだ…って幻滅してしまいます。
そして、そういう乱暴な言葉って、使ったのがたった1回、一瞬だったとしても強烈に印象に残ります…。
しかも怖いのが、言葉遣いって無意識に普段使っている言葉遣いで話してしまうと思うので、普段からきれいな・丁寧な言葉遣いをしていないと、ふとした時に素が出ちゃうんですよね。
とっても可愛い人とか美人な人が、すごく言葉遣い悪いときとか、もったいないな~って思っちゃいますショボーンあせる
 
かしこまりすぎもよくないですが、聞いてる側が気持ちよく聞くことのできるような言葉遣いをこれからも心がけたいな~と改めて思いました照れ