クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない!
そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと
松尾たいこ
2018/09/01
★ひとことまとめ★
いますぐ始めようと思った!(始めた)
↓以下ネタバレ含みます↓
作品読みたい方は見ないほうがいいかも
【Amazon内容紹介
NHK総合「ウイークエンド中部」にて紹介
フジテレビ「ノンストップ!」にて紹介。話題沸騰!
TBS系「王様のブランチ」でも取り上げらた話題の著者松尾たいこの最新作!
限定品、いまだけ、最後の一点。そんな言葉に弱いあなたのたのファッション断捨離体験記
持っている服の9割は不用! !
おしゃれな女性にありがちな「クローゼットパンパン病」。でもこんなにたくさん服を持っているのに「着たい服がない! ! 」と、また散財を繰り返してしまう。そんな日々に別れを告げたい、そう願う人にむけた体験談&自己啓発エッセイ。人気イラストレーターの著者・松尾たいこさんもそうした病に悩む一人でした。そんな著者が一念発起。「1年間洋服を買わないチャレンジ」をスタート。買いたくても買えない、だから工夫する。その過程から見えてきたのは心から大好き! と言える自分らしいスタイルでした
【感想】
まさにこの本のタイトルどおりで、クローゼットはぎゅうぎゅうなのに、いざ着ていく服を選ぶぞ!と思うと、服がない~!って思っていたから、これは読まなくてはいけないと思って・・・。。
その中でもグッときた部分を抜粋。
・同じ服を着てても、周りの人は何とも思わない
人ってそんなこと覚えてないし、気にしていないみたいですね。良く考えたら、私も友達が何をきていたかなんて覚えてないし・・・。覚えていて、また着ているのを見かけても「ああ、気に入ってるんだな」ぐらいにしか思いません。(P59)
・「毎回違う服を着る」=「おしゃれ」、ではない!
私には10代の頃以降、「常に違う洋服を着ているのがおしゃれ」というような刷り込みがあった気がします。とにかく洋服はいっぱい欲しくって、「学校に毎日違う服で行かないと!」って思っていました。(P60)
→これ本当に自分も高校生のとき思っていた。毎日違う服きないと行けないと思っていた。安く多くと思っていた。でも、当時の友達の服なんか思い出せないし、なんなら高校は服装自由だったけれどなんちゃって制服だって着ていたし、べつにみんな個人個人の服装なんてそんなに気にしていなかったんだよなあ。それに、服も系統がバラバラだった気がする。自分の似合う服とか、まったく考えていなかったなあ。
・「寝てる時間のパジャマって、実はとっても大切かも!」(中略)「ファッションは人に見せるためのもの」と思っていたけど、「誰に見せなくても自分が心地よくいるために大切なものなんだなあ」とあらためて思いました。(P76)
→パジャマとか、絶対これ!!!着心地が最高!!みたいに思って買ったことってなかったかも。子供の頃はきちんとパジャマだったけれど、それが学生になりスウェットになり、Tシャツ短パンみたいな・・・人に見られたら恥ずかしい格好を自分にしていたなあ。着てうっとりしちゃうようなパジャマがほしいな。そのパジャマが浮かないような部屋にしなきゃ(きれいにしなきゃ、片付けなきゃ)と思うから一石二鳥かもしれない。
・人の目を気にしないで自由にファッションを楽しむ。自分らしさを一番大切にする。(P183)
→服だけでなく、いつも人の目線を気にしてしまっているから、難しいと思ったけれど、人の目を考えすぎて自分のステキって思った服が着れないほうが自分が可哀想。人の目ばかり気にしても、自分が悲しい気持ちになるなら本末転倒だよね。。。
・流行を追わず、自分テイストのものを探すのなら、アウトレットという場所はむしろお得に買えて、ピッタリではないでしょうか。(P189)
・その服を着ていることで、「その日1日がずっと気持ちがいい」。」そんなコーディネートで毎日を過ごしていきたいです。(P215)
→これは、着るたび(あるいは見るたび)に、なんとなくモヤっとする服のところで書かれていたことだけれど、私のクローゼットにはこういう服が多いんだよね。着てみるとなんかしっくりこないし、モヤッとくる。ちょっとチクチクするとか。けど、まだ着れそうだし、捨てなくても、って思って我慢して着る感じ。そして一日モヤモヤするんだよね。買うときに妥協していたり、値段(安いから)で買っている場合が多いんだよね。それをやめて、自分が着ていて気持ちのいい服を適正な価格で買おうと感じた。
・「好き」だけが詰まったクローゼットにしたい
①モヤっとする洋服を処分する。→②クローゼットを眺めて「ああ、気持ちいいなあ」と感じる。→③クローゼットを開けるたびに大好きな洋服たちばっかり」とウットリと満足。(中略)jそのクローゼットの中は、しょっちゅうは着ない服があってもいいんです。ただ、クローゼットを開けたら、「好き」だけが詰まっている。
→私もこんなクローゼットにしてみたい!いまは、みていてウットリはしない。もちろんそう思う服もあるんだけれど、多くはそうじゃなくて・・・。むしろこれはチクチクするから着たくないなあとか、この色は好きじゃなくて・・・って、自分で買ったにもかかわらず思う服が多い。。まずはそういう服を処分しよう。。。
最近、自分がこういうの好きかもな~っていう、着ててワクワクしたお店も見つかったから、クローゼットがそのお店の洋服で満たされたら幸せだな~って思うから、モヤモヤするお洋服は処分しようと思えた。
前まではなんだか着る服がない!買おう、量がほしいから安く・・・ってユニクロとかに走っていたけれど、いまは見に行っても買わなくなったなあ。
最近検索をしていてたどり着いたブログに載っていた内容なんだけれど、それは「ユニクロの服にはときめかない」ってこと。ユニクロの服ってコスパいいから、値段の割に耐久性が良い。なかなかボロボロにならない。だから捨てるタイミングがわからない。捨てるのはもったいない・・・っておもってしまう。 でも、ときめくかと言われたらときめからない。ユニクロだけではなく、最近の服はそう簡単にはボロボロにならない。結局捨てる理由はときめかないから。それなら、定価で、ユニクロより高かったとしても、ときめく、満足度の高い服を買うほうがいいのではないか?ということ。
そして、別のブログに書いてあったこと。ユニクロ、GUで毎回大量に買い物をしているのに、断捨離したときに捨てる服はだいたいユニクロ、GUの服。インスタグラマーはユニクロ、GUできらきらしてるのに、なぜ自分はそうなれないのか?という内容。それは、上でも書いたけれど、ときめく服を買っていないから。結局、値段で選んでいるから。そもそも、ユニクロ、GUに行く時点で「安い服を探そう」というセンサーが働いていて、ときめく服を買おう!という気持ちでないから。もちろん、そういう服もあるかもしれないけれど、「仮にこれが1万円だったとしてもどうしても手に入れたい!!」というものではない。。。だから、このブログの方はそもそも安い服を探そうセンサーが働いてしまうユニクロ、GUなどには行かなくなったそう。
インスタグラマーは、数々のブランド服とか、物の価値、質をわかった上で、ユニクロやGUでも自分の価値観にあう服を選んでいるから輝いているんだよね。安さだけではなくて、きちんと価値を感じて購入する。
そのためには、やっぱり自分も安い服センサーが働くところには行かないようにしよう…。極端だけれど、最初のうちは行かないくらいにしておかないとうまくいかない気がする。
それに、やっぱりユニクロ、GUってコスパはいいけれど、どっか許せないポイントというか、モヤモヤポイントがあるんだよねえ。ファスナーの音がカチャカチャうるさいとか、裏地が引っかかるとか、サイズ(あってはいるけれど、なんとなくフィットしないかんじ?)とか。。
そんなモヤモヤポイントがあるのに「値段」だけで購入して、ゴミ箱行きにしていたのがホント自分にやれやれ…と思ってしまったけれど、これから変えていこうと思いました。。
なのでまずはモヤっとするものを処分するところから始めた!ときめく服だけのクローゼットにしたいな!