26冊目:ハチミツ | 【読書感想文Blog】ネタバレ注意⚠

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ハチミツ

橋本紡
2018/04/20読了
 
 

★ひとことまとめ★

ノーコメント!

 

↓以下ネタバレ含みます↓

作品読みたい方は見ないほうがいいかも

 

 

 
 
【Amazon内容紹介】
恋愛も仕事も上手くできない妹に、どうして私は嫉妬しているんだろう?三七歳の澪、二七歳の環、一七歳の杏。歳の離れた三姉妹だけどそれなりに仲良く暮らしている……はずだった。しかし次女、環の望まぬ妊娠をきっかけに、姉妹に転機が訪れる。やっと大切なものがわかりはじめた三人が選んだ、それぞれの道とは? 女子なら誰でも覚えのある悩みや迷いのあれこれを、暖かく包み込むガールズ長編。
 
【感想】
作者の人にも、この本を気に入っている人にも申し訳ないけれど、最後まで読めませんでした。というか、飛ばし読みでは最後までいったけれど。
 
内容が軽い。母親の違う三姉妹としょうもない父親とその周りのお話だけれど、こんな淡々としていないと思うぞ。いくらなんでも。姉妹って。
三姉妹それぞれのパートでお話が進んでいくけれど、誰目線なのかいまいちよくわからない。語尾が「~だった」「~である」「~なのだ」みたいな、第三者目線なのか、姉妹の目線なのか、統一性がなくてわけがわからない。
さらに、セリフばかりなんだけれど、単調というか、「だよね」「うん」「そうね」みたいな会話?三姉妹の日常にしたいのかもしれないけれど、次女の妊娠とか、なんか三姉妹のキャラがよくわからん。がさつ?抜けてる?のにクソビッチメンヘラ的な次女なのに、妊娠のことになるとつらつら私は妊娠しづらい体質で~みたいに話し出すし、長女はしっかりものみたいなポジションでいい年なのに社内の重役と身体の関係だし次女に嫉妬してるし、キャラがブレブレ。それぞれの女の悩みみたいなのを描きたかったのかもしれないけれど、全部が軽い。
 
あと、飛ばし読みしたからだけれど、ハチミツってどこに出てくるの?きっと三女の杏が料理にでも使ったのかもしれないけれど、全然ハチミツ出てこないよ。
 
文章が稚拙というか、なんか文体が作文みたいで、読むのが苦痛だった。久々の酷評。