世界で一番やさしい会議の教科書
榊巻亮
2017/04/23読了
・ファシリテーション=(会議を)促進する技術
1.決まったこと、やるべきことを確認する
→結局なにも決まっていない、具体的に何をすればいいのか
わからない、ということを防ぐ。
誰が、いつまでに、何をするかはっきりする。
2.会議の終了条件を確認する
→どういう状態になったら会議終了と言えるのか、
誰もがイメージできる状態を考える
3.議題ごとの時間配分を確認する
→時間内に収まりそうなのか確認する
途中で残り時間を宣言する。
4.書く(スクライブする)
→会話が言いっぱなしになってしまうことや、
同じことを何度も説明しているのを防ぐ。
・意見:発言をそのまま書く
・論点:質問や議題を「問」として明記する
・決定事項:決まったことを「結」として明記する
(終了条件、時間配分、結論、やるべきこと)
☆スクライブのスピードを上げるコツ
1.記号を使う 「上がる」→↑
2.カタカナを使う 「顧客」→コ客
3.略字を使う
4.アルファベットを使う 「オペレーター」→OP
5.キーワードを拾って語尾等をはしょる
・発散-収束のプロセスを踏む
→1つの論点について、考えていることを全部出してから
次の議論に行く。
出しきらずに次の議論に入ると、論点が行ったり来たりしてしまう
・課題解決の5つの階層を意識する
5 どの施策が効果が大きいのか
4 どんな解決策があるのか
3 なぜそれが発生するのか
2 具体的にどう困るのか
1 何が起こっているのか
下の階層で意見があっていないと、
上の階層で絶対に意見が合わない。
・黙っている人の5分類
A.議論についていけない
B.何かモヤモヤした思いがあるが、まとまっていない
C.何か言いたいことがあるが遠慮している
D.他の人と同じ意見なのでわざわざ話さなくても良い
E.議論に興味がない
黙っている人にしゃべってもらえないと、
会議に納得感は生まれない。
・全員ファシリテーターが理想
・prepの重要性
会議に向けた準備は重要である。
準備が完了したといえるのは4つのPが揃った状態である。
Purpose(終了条件)
どうなったら終了と言えるのか?
People(参加者)
Process/Property
・議題
終了条件に向けてなにを議論するのか?
・議論の進め方
具体的にどう議論を進めるか?
・必要なもの
何を用意しておくか?
・時間配分