Q.児童手当を利用して学資保険に入りたいのですが、どんなことに注意すればいいですか?(Kさん・35歳・主婦)
A.学資保険は早く入ればオトクです。でも安易に加入せず、よく考えて慎重に。
0歳から中学校卒業までもらえる「児童手当」。
そのお金で学資保険に加入している人も多いのではないでしょうか。
今年6月から所得制限が付いて、名前も「こども手当」から「児童手当」に変わりましたね。
所得制限に注意
所得制限の金額は子供の人数や扶養親族数などで変わります。
例えば夫婦のうち、どちらかが働いていて子供が2人いる世帯の場合、年収960万円以上となります。
限度額を超えた世帯は、特例として子供1人当たり月額5000円が支給されます。
児童手当を原資として学資保険に加入している場合、
子供が0歳から1歳の間に準備すれば、保険料がちょうど児童手当分の1万~1万5000円ぐらいになります。
学資保険も早く入ればその分、保険料も安いのでオトクです!
予想外の出費も
教育費ですが、一般的に、すべて国公立の場合は820万円、私立だと1550万円かかると言われています。
学資保険で準備する教育費というと、大学生活の学費だけを想定することが多いのですが、
実際には浪人した場合の予備校の費用、県外の大学に進学した場合の住居費など
、学費以外の出費も膨らんできます。
ですから学資保険に入ったからといって決して安心はできません!
安易に選ばないで!
また、学資保険には扶養者が亡くなった場合の「育英年金」や、
「子どもの死亡・医療保障」が付いているものなど、さまざまなタイプがあります。
特約がたくさん付いている場合は、本来の目的である貯蓄性が失われていたり、
元本割れしてしまっているケースもあるので注意が必要です。
失敗しない教育資金の貯め方については、
信頼できるファイナンシャルプランナーに相談することが大切です。
—— 女性のための生活情報紙「リビングかなざわ」掲載 ——