こんにちは。

たまき みさこですニコニコ

 

京都は、からりとした

気持ちのいいお天気が続いています☀️

 

みなさま

いかがお過ごしですか。

 

アジサイがもうすぐ咲きそうです〜

 

 

先日のGW後半、

わたしはだんなさんと一緒に

愛媛に住むおば夫婦の家へ行ってきました。

 

祖母のお葬式以来、

10年以上会っていないふたりに

会いに行きたいと思ったきっかけは

夢に彼らが出てきたこと くるくるヒヨコ

 

そのことは少し前のブログに。

 

 

ナビを頼りに

なんとか家の近くまで向かうと

両手にストックを持って立っている人かげが。

 

え、あれ、、

おばちゃん???

 

わたしの記憶とは

だいぶ違っていたおばちゃんと

 

目がキラキラして

ひょうきんな顔、そのままのおじちゃん。

 

ああ、ああ、、

おじちゃんとおばちゃんだ!!

 

車をおりて、思わずハグ。

 

胸がぐわ〜っと熱くなって

泣けてきた自分にびっくり。

 

こんなに会いたかったんだ。

こんなに嬉しいんだ、と思いました。

 

彼らにこんな感情を抱いていたなんて

会うまで気づきませんでした。

 

自分からハグして

喜びを伝えたくなるなんてことも、

思ってもいなかったこと。

温かい人たちと温かい時間を

たくさん過ごしてきたからこそだなぁ

と感じました🙏

 

 

数年前の脳出血で

軽度の失語症や認知症があり、

少し足元もおぼつかないおじちゃんと

 

すっかり膝を痛めて

ストックが手放せないおばちゃんは

 

ゆっくりやけん、ごめんね

と何度も謝りながら

ガレージから玄関へ続く段差をのぼり

家に迎えてくれました。

 

おいちゃん(おじちゃん)がね

どうしてもこの床の間の部屋を片づけて

ここであなたたちを迎えるって言ってね

 

と、おばちゃんが教えてくれる。

 

リハビリに使っている道具や

布団類をぜーんぶ押し入れに片づけてくれた客間。

 

そんな言葉で知ることは

たぶんほんのひとカケラで

 

わたしたちを迎えるために

たくさんの準備や手間が

かけられてきたんだろうなぁ、と感じました。

 

愛媛の銘菓、

一六タルトをみんなで食べる。

この味、この甘さ!懐かしい。ご存知かしら?

 

あらかじめ探しておいてくれた

わたしや兄弟の小さいころの写真を

4人で覗く。

 

面河(おもご)での魚釣り、

瓶ヶ森(かめがもり)キャンプ

新築祝いの家族集合写真、、

 

お茶を飲む手が止まるほど

楽しい思い出話。

 

夏休みが来るたびに幾度も

母が幼子3人を連れてフェリーに乗り

 

待っていてくれたふたりに迎えられ

いろんなところへ連れて行って

もらっていたんだなぁ。。

 

 

たくさん忘れてしまったし

これからも忘れていくだろうけれど

 

このときのわたしの細胞が

 

少しでもわたしのからだに

残っているといいなぁ。

 

おばあちゃんになって

すっかり忘れてしまうことがあっても

残っているといいなぁ

 

と思いました。

 

 

 

それあと

祖父母のお墓参りをするべく

場所を教えてもらおうと思ったら

 

しばらく行かない間に

すっかり霊園内のお墓の場所を

忘れてしまったふたり。

 

急遽、

一緒に来て探してくれることになり

4人でまさかのドライブ🚗ダッシュ

 

40年前はふたりの車に

わたしたちが乗せてもらう側だったけれど

今回は逆で。

そんな機会が与えられことが嬉しい。

 

霊園に着き、

みんなでお墓を探し始める。

 

たしか、、この辺だったような

いや、ないな。。

どこじゃったかいな。。

 

初夏のような晴天の下

おばちゃんはゆっくりゆっくり

ストックを支えに

 

おじちゃんもゆっくりゆっくり

おばちゃんを気遣いながら。

 

しかし、なかなか見つからない。

 

しばらくして

墓石の名前、〇〇さん??

と遠くからだんなさんの声。

 

そう!

そうそう!!

 

あったーーー

 

よかったーー!

 


おばちゃんとゆっくり向かうと

 

先に着いていた

おじちゃんとだんなさんが

ふたりして四つんばいになり

 

お墓まわりの雑草を抜いたり

枯れ葉を拾ったりしていました。

 

このお墓に眠る人たちと

血の繋がりのないふたりが

こんなふうにお墓をきれいにしてくれている。

 

なんてありがたい光景だろう

と思いました。

 

 

家までふたりを送って

そこで失礼することに。

 

上がって、お茶を飲んでいかん?

と誘ってもらったけれど

お断りして

 

後ろ髪ひかれながら

車を出す。

 

また来たらいいやん

ちょくちょく来たらいいやん

 

どこまでも

後ろ髪をひかれそうなわたしに

だんなさんが言ってくれました。

 

 

宿にもどり

ひと息ついたあとも

 

楽しかったひとときを思い返しては

もっと何かできたんじゃないか

 

もっと事前に相談したら

よかったんじゃないか、、

 

やっぱり上がってお茶をいただいてから

帰ったらよかったんじゃないか、、

 

大切な人たちだからこそ

嬉しい時間だったからこそ

 

後ろ髪とともに

反省項目がぐんぐん押し寄せてくるわたし。

 

それを

ぐっと、押しとどめました。

 

 

そうしていることが

誰に対しても

なんだかちょっと失礼な気がして。

 

おじおばにも

だんなさんにも

自分にも、この世界にも。

 

 

それより何より

泣けてくるほど会えて嬉しかったこと

 

懐かしい写真を見てたくさん笑い

一緒にお墓参りまでできたこと。

 

そちらのほうに心を向ける。

 

 

とっても幸せな時間だった。

 

ずっと忘れたくない

嬉しいひとときだった。

 

 

そのことを

ぞんぶんに味わおう。

 

そんなギフトをいただいたことを。

 

自分にそう言って

温かくなったハートを感じました。

 

 

 

昨日、

だんなさんが撮ってくれた

おば夫婦とのたくさんの写真を

手紙とともに、ふたりに送りました。

 

あれもこれもできなくてごめんね、

とつい書きたくなるのをこらえ 笑

 

「嬉しかった」と

「ありがとう」を

いっぱい伝える手紙にしました。

 

 

今ごろ、瀬戸内海を越え

どんぶらこ、どんぶらこ 船ギザギザ

(いや、さすがにトラックですね 笑 トラックダッシュ

彼らの元に向かっているでしょう。

 

 *

 

夢が知らせてくれた

 

受けとる何かがそこにあること、

 

ときが熟して、待っていること。

 

もしかしたら、あなたも。


 

正岡子規の記念博物館で一句よんでみました😆 「墓さがし 伯父母夫と 初夏の空」ふふふ♡

 

 

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