PS4【Tales of ALISE】 | 深紅の稲妻のブログ

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言葉は不要か…

おはようございます
モンスターハンター兼トラック野郎
深紅の稲妻でございます

☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★

▼SNOW☆RUNNER▼
▼SNOW☆RUNNER▼


「車には乗りたいけど特に速さを競いたいわけじゃない…」

そんな「車の乗るのは好きだけど競争はちょっと…」という層にはぴったりの作品。
トラック好きのみならず凸凹タイヤで悪路を突き進むのが好きという若干コアな層も満足の至高の一作。

とはいうもののやることといえば物資を右から左に動かすだけでストーリーはほぼ皆無。
無二の作品ではあるが「誰もが待ち望んだ」とはいいがたい。

☆★☆★☆★☆★☆★☆《 記事 》★☆★☆★☆★☆★☆★

▼TALES OF ARISE▼
▼TALES OF ARISE▼


テイルズはアビスの序盤をかじった程度。
本格プレイは今作から。
トロコン済。

《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【王道シナリオ】:★★★★★
いって見ればヒロインが主人公と出会って世界を救う…といったオーソドックスなお話をそつなくまとめ上げている。

まるで簡単なように語ってしまったが「不快なく合理的に大きな物語を着地させる」というのはかなりの手腕が必要となるので製作者の作品への愛を感じる。

キャラ同士の掛け合いがメインなので冒険譚というよりかは青春群像劇というほうがしっくりくる。

【豊富な会話】:★★★★★
豊富なパーティー内での会話が用意されておりキャラ同士の連帯感が強い。

進行とともに増えていき総会話イベントは300以上と間断なく展開されシナリオを盛り上げてくれる。

【コンボが楽しい】:★★★★★
攻撃は基本的な単発攻撃と多段ヒットと相手の位置操作を行うスキル攻撃に分けられる。

基本はスキル同士をつなげてコンボを形成しダメージを蓄積させることを主として単発攻撃はその補助。

スキルが増える度にいろいろな組み合わせが可能になり、コンボを重ねた先にのみに撃てる奥義へと鮮やかに繋げることが出来れば爽快感はひとしお。

攻撃スキルとは別枠のキャラ毎のサポートスキルも合わせれば戦闘の盛り上がりは並のA・RPGをはるかに凌駕する会心の出来。

【簡単トロコン】:★★★
難易度絡みのトロもないし裏ボス相手にもキッチリ救済があるので特に詰みを感じるようなことなくスッキリとトロコンできる

《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【戦闘が面倒】:★★★
本当に初歩の初歩、それも極個人的な話なんだが戦闘が凝りに凝っているので1戦1戦のカロリーが高すぎてレベリングの為に数時間と繰り返すのが辛い。

一応戦闘を自動で行うオート戦闘はあるものの敵とよほどの差がなければ時間もかかるので結局は自分で操縦した方が早いのであまり有効とはいえない。

加えてフルオートであってもトドメ演出の為のボタン入力が必要(押さなければ少し長引く)と完全手放しではないのも些細な引っ掛かりか。

まぁシリーズ経験者なら許容範囲だろうし、よほどレベリングで根を詰めなければ気になる程度でもないかな。

============= 総評 ==============
丁寧な仕事:★★★★★
パンチ不足:★★★★★
経験値課金不要:★★★★★
死角のない出来:★★★★★

いつもならつらつらとマイナス面を語るところだが今作に限ってはそういった面が全くと言っていいほどない。

全ての起こりうる難題に対し救済しうるアイテムが完備、致命バグもなくまるで死角というものが無い。

途中で進行が止まるのが面倒なんで最低難度で挑んだおかげというのもあるかもしれない。

大まかに訪れたマップにいる敵をかわさずに見敵必殺し、その場所で新しい武器を揃える頃には大抵のボスは多少長引くが倒すことはできる。

というか格上との戦闘が一番経験値が高く、同格や格下の場合の経験値の落差が凄いので敵と同じレベルになった時点で見切りをつけて次に進むのが精神衛生的なベスト。

メインストーリークリア後はやや強敵不足に悩むところだが、各地の大型モンスターやイベント消化に経験値ブーストや料理効果を駆使すれば最高レベル100とはいえ虚無レベルの作業レベリングすることもない。

闘技の裏ボスに関しても出会ったレベルではCPU操作キャラがバタバタ逝くので割と中指だが魔武器という敵を倒すごとに際限なく攻撃力が上がる(敵は格下でも何でもいい)というぶっ壊れ性能の救済措置がある(しかも連射コンがあれば闘技場で放置可)ので特にクリアを危惧する必要はない。

正直「バンダイってこんな素晴らしい丁寧な仕事ができる奴だったのか」と目から鱗が落ちる出来。

ただシナリオが仲間内の感情に集まりすぎていて敵方やパーティー外の人物の生い立ちや事情がまるで説明されないので「倒すべき敵」「守るべき人類」ではあっても「憎むべき宿敵」「愛すべき人々」といった感情移入がまるで出来ないので完成度は高いが最終的なカタルシスはやや不足しパンチが浅い。

特にライバルと思しき水の領将は生まれや立ち位置からしてかなりアルフェンと密接なのだがまるで語られないし自分語りも少ないので「唐突にキレて襲い掛かってくる奴」以外の何者でもない。



課金に関しては発売初手からの「経験値アップ課金などの為にレベリングが意図的に難しくなっている」などの噂もあったが結論から言えばそこまで必要性は感じなかったかな。

まぁ難易度最低の恩恵が大きいのかもしれないが…。

あればあったで高速でクリアできることには違いないが、ドラマを早回しで見るような生き急いでる方向けと思ってもいい。

RPGなんだからもう少し噛みしめてやってもいいと思うのでオススメはしないがね。

衣装課金についても課金しなくても数種あるので後は財布様次第かな…。

女性陣の制服姿だけはマストバイだったが。



オススメではあるが神ゲーというほど感情移入できたかといえば怪しい…

個人的には「素晴らしいゲームだった」で終わる作品かな。


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作戦終了です お疲れさまでした