PS4【Cyber Punk 2077】 | 深紅の稲妻のブログ

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言葉は不要か…

おはようございます
近未来から帰ってきて次はヴァルハラへ
深紅の稲妻でございます

☆★☆★☆★☆★☆★☆《 近況 》★☆★☆★☆★☆★☆★
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一通り操作を覚えたのであとは武器使用頻度の少ない順から習熟。

しかしイベント全開放ともなるとありがたみはなくなったというかちょっと寂しい気持ちも…

今は2キャラ目の救援チャームのためにせっせと上位に顔を出し中

上位救援でMRが誰もいないとハッスルできるが後からいかついスリーナイン様が来たらもうあいつひとりでいいんじゃないかなって任せ気味。

スリーナイン様はほぼ捕獲しない・爆弾置かない・環境罠を使わない・待たないのナイナイ自己中なんで独りで任せておいた方が楽だし何かするとすぐスタンプ送ってくるから触れたくないんだよね…

☆★☆★☆★☆★☆★☆《 記事 》★☆★☆★☆★☆★☆★

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▼CYBERPUNK 2077▼


未トロコン。

FPS限定なんで購入予定ではなかったが珍しい近未来のオープンワールドというワクワクに負けて購入。

パッケージ版、ことPS4版にはクオリティの問題で返金騒動迄起こったが私的にはまぁ遊べないほどではないかなと。

1周してみるものの終盤の不可逆要素でトロコン不可に。
2周するほどではないので終了。

《 《 《 私的プラス点 》 》 》
【近未来オープンワールド大作】:★★★★★
昨今オープンワールドといえば中世、現代、ポストアプカリプスと3種類で大別できるが今作は珍しい人のいた頃の近未来が舞台。

ネオンまぶしい華やかな街で警備用のアンドロイド、サイボーグなどが闊歩するナイトシティで何でも屋のような仕事をしていくことになる。

ゲームで近未来文明といえばだいたいが滅んでいるので生の近未来、しかも戦闘抜きの営みが覗けるというのは割と心が躍る。

世にあるコンシューマ大作オープンワールド中なら無二といっていいほどレアな世界設定なので割とそれだけでも価値がある。

【呼べば来る車】:★★★★★
流石に時代的に馬は呼べないので車を呼ぶことができる。

某銃と暴力の街のようにいちいちタクシーに電話をかけることもなくボタン一つで無人の車が到着する。

バイクも呼べるので〇トルホッパーとかアクロ〇ッターとかあの辺りに憧れがある人間ならば割と感動できる。

流石に喋りはしないし会いに行こうと向かっていくと普通に撥ねられる。

ゴルゴムのしわざかな

【良作シナリオ・イベント】:★★★★
ナイトシティで頂点を目指す青年「V」は上手い話に乗せられて失敗し一度死にかけ、奇跡的に蘇ったものの世紀のロックアーティスト兼最凶のテロリストのシルバーハンドと脳をシェアしてガチの脳内フレンズまでできて余命迄つくというぶっ飛んだスタートが魅力的。

後述もするが長さ的にはそこまでないので難度さえ何とかなるならサックリと終わらせることも可能。

個性的な個人シナリオ持ちのキャラクターや喋る自販機や自我が芽生えるタクシーなど愉快なサブシナリオも楽しい。

膨大にある各地の戦闘イベントにも詳細がキッチリ添付されているので作業ではあるが丁寧にメールに目を通していくならそこまで退屈もしない。

【ED分岐も楽々】:★★★★
最終間際のある点からシナリオが分岐するのだがその分岐点できっちり警告してくれる。
これでいつ分岐するのかそわそわしながらマメにセーブポイントを探るという手間をしなくてもいいのが楽。
しかも一度クリアするとクリア特典を付与された状態で分岐前に自動で戻してくれる親切仕様。

これでマルチエンディング制覇も楽々…なのだがこれには致死級の罠が…後述。

【弾切れなし】:★★★★
海外ってこんなスナック感覚で弾薬が落ちてるの?ってレベルで各種弾薬が落ちてる。

〇クーンシティも見習ってほしい。

くわえて装備解体時に大量に出る材料で最初からクラフト可能なのでよほどのことがない限り弾薬で悩むことはない。

《 《 《 私的マイナス点 》 》 》
【処理落ち・強制終了】:★★★★★
おそらくはPS4版特有の問題だろうがカクついたり処理が追い付いていない場面が多数ある。

乗り物を乗り降りしただけで装備の描画が間に合わず毎回スキンヘッドになったりするのはまだいい方で結構致命的なのが乗り物を降りたらしばらく武器が持てなくなること。

さらにここで運が悪いと「走れなくなる」「ジャンプできなくなる」などの合併症迄引き起こす場合もあり、これはガードか何か他の動作か時間経過で一応は戻るのだが頻度的にかなりあるので目的地前でちゃんと五体が動くか確認するというバカみたいな作業が必要になってくる。

強制終了に関しては時間の経過とともに何か溜まるものが有るのか開始3・4時間ほどではないが6時間を超えるような長時間プレイだとカクツキや予兆もなしにいきなり終了することが多々ある。

ただまぁ強制終了に関してはPS4の洋ゲーオープンワールドなら割とあるあるだし、オートセーブがかなりマメなんでそこまで戻ることが無いのが救いか。

【成長がクソ遅い】:★★★★★ 
全ステータスが容易にマックスになるタイプのゲームではなくプレイスタイルによっては終盤でも一つの能力値すらマックスに至らないことがある。

これは成長を経験値のみならずスキルの使用回数に応じたレベルアップにも上げ幅を割り振っているせいで、多彩な攻め方ができる人間なら割とあげやすいが特定の攻撃ばかり利用するタイプだと成長がかなり鈍化してしまう。

さらに言ってしまうと特定攻撃に絞ればそのカテゴリーが上がりやすいのかといえばバカ高い上限値が設定されているせいでそうともいえない。

例えば序盤から終盤まで銃器を抑えて鈍器一筋で通したとして鈍器カテゴリーのマックスさえ届かないという鬼畜っぷりがヤバい。

一応はステの振り直しなどもあるがそもそも振る量が少ないのが問題であってあまり補えてるとは言いずらい。

ゲーム的に詰むと迄はいかないがほんとテストプレイしたのか疑いたくなるほどの成長バランスの悪さに眩暈がする。

【ステルス要素が死んでる】:★★★★★
昨今では当然のようになったステルス要素。

もちろん今作にもあるわけだが主流であるお手軽な「近くに寄ったらボタンが出る」というのではなく、気でも狂ったのか「敵にレティクルを合わせるとボタンが出る」仕様を採用している。

まぁそこまでは独自性で済むのだがこのボタンが出る距離がかなり近いわりにしばらく合わせ続けないとボタンが出ないというもはや不具合レベルの重篤な症状を抱えている。

しかも割と敵の感がいい方なので照準を合わせてボタン待ちしてるうちに見つかることが多々…。

というかほぼ見つかるので最初から殴りに行った方が早いというお粗末ぶり。

一応ハッキング等でフォローは出来るが主流を捨ててまでこんなストレスフルな操作をとってるのは本当に謎。

【不可逆要素が終盤で発覚する】:★★★★★
今作はマルチエンディングを採用しており、終盤の選択肢次第ではEDが分岐する。

分岐先のEDにはトロフィーが用意されていて親切に一度クリアしてもちゃんと分岐点から始められるのでトロコンも楽…

かと思いきや一部のエンディングには分岐のために選ばなければならない選択肢があり、そこを知らないまま逃してしまうと事実上1周目でのトロコンが不可になるという選択肢トラップが存在する。

もちろんNEW GAME+なんて気の利いたものはないのでガチのゼロスタートの2周目になる。

メーカー前作のウイッチャー3で選択肢次第でゲーム内ゲームのグゥエントのカードのコンプが不可になるという何も考えてないつくりで炎上し、泣く泣く修正までいれたのに同じようなことを今作もやっているので正直「またか」である。
なにも成長していない。

序盤の性別選択においても選んだ性によってはロマンス可能キャラが変わってしまうという無駄な差別化もある。

たいていが終盤に発覚するのでこれまでの努力と時間と相まって無駄に怒りを覚えるなめた仕様となっている。

【アイテムが取れないことが多々ある】:★★★★
食べ物や武器弾薬など比較的多めのものがマップに散らばっているがカーソルを合わせても取れないこと方が多々ある。

補助アイテム等なら特段困ることはないが武器やパーツとなるとやや取れないことにストレスを感じることも。

イベントや進行アイテムが取れないといったことは流石に無かったが結構起こるのでジワジワとイライラが溜まっていく。

【アイテム操作がかったるい】:★★★★
アイテムの売買・作成・武器解体が全て一つずつボタン長押しというどこをどうしたらそんな気の遠くなる時間の無駄を思いつくのかわからないシステムを採用している。

複数個所持している場合は別窓で個数選択ができるのだが「すべて売る」といった基本概念すら無いので、たとえば100個あったとすれば別窓で1から100までの数をわざわざスライドさせてからでしか固めて売ることはできない。

一体いつのゲームなんだ?とため息もつきたくなるが製作の場合は固めて作るといった概念すら消失するので例えば頻繁に使う回復やグレネード一つ一つを丁寧に長押しして作らなければならないとわずらわしさが極まっている。

解体も同様にまとめて解体なんて当たり前のようなこともできないのでそこも一つ一つ長押しで解体していくしかない。

これにGOを出せる人間を素直に小一時間問い詰めたい。

【メインの話が短すぎる】:★★★
サブイベントは驚くほど充実しているがメインは極端に短い。

それこそ進めるのをためらうほどど少ないので「え、もう終わり?」と拍子抜けする。

前述のマルチエンディングで幾分かボリュームはあるもののフルプライスにしてはやけにあっさり終わる。

しかしまぁ長い話にダラダラ付き合って感動したいか短いストーリーをたくさん楽しみたいかは完全に個人の問題なんで私的に引っかかりはするがそこは人によるところ。

【地味すぎる未来・戦闘】:★★★
未来といえば空を走る車、パワードスーツや大型ロボットや光線銃、光線剣といったところだが本作はそういったものは登場しない。

強化された身体と火薬を使った銃器、あとは日本刀と野球のバットといった現在からかなりの地続き要素で構成されている。

リアル指向の近未来感といえばいいのか未来というにはやや物足りない感は否めない。

戦闘に関しても重火器カテゴリーがほぼ存在しないので戦闘が超地味。

唯一の重火器の機関砲もリロード不可の弾数限定の割にノックバックぐらいしか利点がないので重用もできない。

というか強化された素手の方が強いのでは?というレベルで冷遇されている。

日本刀も扱えるが結局FPS特有の粗末な棒振り格闘の範疇でしかなくツシマの後にでもやれば何のこだわりの無さに「かっこいいから入れた日本刀」のような思慮の浅さが目立つ。

【爆発物多すぎ】:★★★
危険な街ナイトシティには物理的な危険…いわゆる爆発物が自動販売機なみのお手軽さで設置してある。

無論戦闘区域に限った話ではあるが自動車を始めガスボンベやよくわからない爆発する赤い箱と手を変え品を変えいたるところにおいてある。

もちろんここを撃って一網打尽にしろ!という親切なのだが配置が多すぎるのと敵弾でも着火するので厄介しかない。

そして何を隠そう地雷を含んだ敷設・設置爆発物は敵に限らず「即死」なのだ。

敵に接近しようとしただけで後方死角の爆発物が敵弾で爆発してジエンドというのもザラ。

というか素手攻撃でも着火するので敵を殴ろうとして爆発物を殴って敵ごと昇天なんて笑えないケースもある。

コンティニューで割と長時間のロードをさせる割に爆発物に関してはほぼ最終をクリアできる装備でも「即死」なので「親切」がかなり裏目に出てしまっている。

【視界が暗い】:★★★
ハードのせいなのかゲーム自体の問題なのかゲームが非常に暗い。

輝度などの問題ではなく暗がりに対して主人公が何の光源も持たないことに起因する

サーチモードもあるがナイトビジョンというわけではないので夜や暗所になると周囲がまるで見えない。

しかし敵にはこっちがばっちり見えているらしく暗所での戦闘になると途端に難易度が上がる。

【常時プルダウン全開】:★★★
情報欄のプルダウンメニューがなんの恨みがあるのか何度開いても常時全開で固定されている。
特に新しいものが上に来てくれる等の親切さもないので毎回上から順に閉じて探す必要がある。

何を考えてこんな仕様にしたのか、あるいは何も考えていないのか…

============= 総評 ==============
PC版向け:★★★★★
有料ベータ:★★★★★
学ばないメーカー:★★★★★
世界観とお話はいい:★★★★★

処理自体がゲーム全体のクオリティをだいぶ下げているので素直にスペックの高いPC版、あるいは将来的にでるかもしれないPS5版を待った方がいいとは思う。

まぁ多少の青筋を覚悟するならこれからアプデもあるようなので覚悟してPS4版もありといえばありだがオススメはしない。

短いメイン、テンポの悪い戦闘、不出来な成長バランス、やっつけ難易度調整や売買関係の煩わしさなど処理云々を差し引いても全体的にロークオリティ。

自由選択であるはずの性別でシナリオが変わる、物語後半での不可逆要素の発覚などの悪質で製作者の自慰めいた妄想が誰にも止められずにリリースされてしまったかのような醜悪さがある。

そして選択肢でトロコン不可になるのは2回目。
プロジェクトが別なら同じ過ちを何度でもしていいと思っているのだろうか?

規模的には製品レベルではあるが洗練さでいうならオープンβレベル。

それでも稀有な近未来オープンワールドという1点でかろうじて綱渡り的にプレイできる奇跡の逸品。

今後のアプデでどこまで取りかえせるのか…。

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作戦終了です お疲れさまでした