誤診の場合… | 子宮摘出したSLE患者  Ms.Meの日常

子宮摘出したSLE患者  Ms.Meの日常

 
なんとか暮らせてはいるけど、
病気を持っているからこそ気づくこと、多分、病気を持っていない人も気づくであろうこと等々…
ネコの話も交えつつ書いていきたいと思います

母の左膝痛。

 

しばらく様子を見ていましたが、あまり良くなる兆しも見られず、右膝痛の時にお世話になった整形外科を受診してきました。
レントゲンの結果、膝軟骨のすり減りの初期との診断でした。

 

そして、

・ロキソニン処方

・ロキソニンと一緒に服用する胃薬処方

・レントゲン画像を保存したCD-R?

・紹介状

を渡されて「他の整形外科に行って下さい」と言われました。

 

つまり、
「そこそこ大きなこの病院では、

 こんなチンケな病気は診ないよ」

ということでした。

 

痛い足を引きずりながら通院した老婆を前に、こんな言い方をするなんて、ひどい話です。

 

この対応に腑に落ちないまま、

母は1人、町医者の整形外科に行きました。

そして診察室に入ると

レントゲン画像等を確認した医師に開口一番
「軟骨なんてすり減ってないよ!」
と言われました。

 

しっかりした膝で、

何十年も歩けそう
そんな風にも言われたそうです。

 

そこそこ大きな病院での診断と

真逆。

母はかなり衝撃だったようで。

 

診察後は、痛み軽減のためのマッサージ治療を受けました。

かなりキツメだったそうです。

 

本当、驚きました。

 

このマッサージ、

たった1回受けただけなのに、
物凄く良くなりました!

いつも大学病院やそこそこ大きな病院ばかり通っているせいか、気づけなかった町医者の良さにハッとさせられたような気分でした。

 

ちなみに、
スタッフの方に、そこそこ大きな病院で全く治療を受けなかったことをとても驚かれたそうです。

そりゃそうだ。

 

結局、
軟骨のすり減りを画像診断出来ない医師の誤診だったのか?
治療もせず、鎮痛剤を処方して他の整形外科に行くように指示しただけの医師の誤診だったのか?
本当に誤診だったら医療費返してくれよー!

 

命に関わるものだったら、取り返しのつかない事態になる誤診。
怖くなりました。
患者側の微妙な泣き寝入り的な立場にも、悶々としています。