今日はクライアント様がカフェをオープンなさいました。
長田千鶴子様。現在82歳でいらっしゃいます。
小淵沢でグリーンサムというカフェー兼ガーデニングなどの小物を販売する「グリーンサム」というショップをお一人で切り盛りしておられます。
そして今なお、現役の映画編集者でもいらっしゃいます。長年、市川崑監督の編集者としてタイトルロールにも大きく名前が出る方でいらっしゃいます。
長年のお友達、石坂浩二さんがお描きになった絵もここで購入できます。
市川組にいらしたときから「長田さんのコーヒー」は有名で、ほかの撮影スタッフの方もコーヒーを飲みにいらしていたということです。
体調を崩されましたので1月末から3か月にわたってデトックスをさせていただいていました。
通常ご高齢の方は一旦体調を崩されるとそのまま復帰なさるのが難しいのですが、長田様はデトックスをなさったあとは水泳に行かれるなど回復し、こうしてショップをオープンなさったのは私にとって大きな喜びです。
今日は評判のコーヒーと記念になりますのでイギリス製の如雨露を購入してまいりました。
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。