2023年 癸卯(みずのと う)はどんな年になるか?
2023年1月6日
癸卯(みずのと う)
音読みで「きぼう」の年
癸:新しい時代が始まる
卯:門が開く
60年前の癸卯の年はどんな年
十干十二支は、60年で1周りするので、前回の癸卯を見てみる。
・ケネディ大統領暗殺
・所得倍増計画が本格化(池田勇人)
・高度経済成長路線(新旧交代も)
また、今迄うやむやにされていた事件が、はっきりと悪質な事件として報道されるようになった。
・吉展ちゃん誘拐殺人事件(戦後多く発生していたが隠されていた誘拐事件等が表に出るように)
・狭山事件
・右翼の野村秋介らによる河野一郎邸焼き討ち事件
いわゆる右翼の暴力性が浮き彫りになった時代。
この事件以降、国内では左翼活動が主流派になる。
どんな年になるか?
癸卯の年は、戦いの年ですから、様々な問題が次々と起こり、それまでにあった様々なものが壊れていきます。
そしてその一方で、それまで傍流だった新しい動きが、いよいよ主流派に躍り出る年でもあります。
つまり、癸卯の年は希望の年でもある。
2023年のエネルギー
癸:き・きすい・みずのと(水の弟)、雨雲、河川の水、混じりっけのない純粋な水、循環する水
→循環現象、浄化現象、溜まっているものが出ていく、大きく変わっていく。
卯:ぼう・う、扉を開く、新しいものが開かれる。
→癸と合わせると、純粋な気持ちで開かれる。純粋な気持ち(魂)の繋がりを大事にすると良い。
大事な事は「純粋さ」
【占い】
今年を象徴する卦
火沢睽(かたくけい)
→スピードが速く、火が煽られて分断が進む。
火(情報)によって人々が分断されている。一人一人がじっくりと腹で考えることが大事。情報に急かされてどんどん進まないように、考えて行動すること。
睽(けい)は、種子から芽が出てくるという意味。物事の終わりと始まり。人の感情や感覚で、この"終わりと始まり"をどう捉えるか。生命の終わりを意味すると共に、新しい生命が成長し始めているということ。つまり、新しい太陽というものや、新しい世界というものを、一部の日本人は既に感じ取っている。
人によって信じるものが異なるので、違う世界が生まれてくる。
対処(ヒント)の卦
火風鼎(かふうてい)
→鼎の字にも目という字が入っている。社会を見る目、自分自身が見ている目、自分自身が感じていること、皆からどう見られているかの目。(社会の象徴的なもの)
自分自身が大地に足を付けているか? 自分で勝手に決めるのではなく、何人か(3人以上)の意見をもって、確実に風を起して火を調整していくこと。慎重に火を調整していく事によって、鍋の中に"美味しいもの"が出来るかどうかが決められる。
つまり、勝手に決めつけて進めるのではなく、信頼できる人達(ネットワーク)と共に慎重に物事を進めていく事が重要である。
今年は勢いづいていく年、重要な年になるので、その勢いが"正"になるか"負"になるか、今年にかかっている。だから、急くことなく、しっかりと地に足をつけて進めていくこと。
昨年(壬寅)の予測で書いたこと
「60年前の1962年は、弓を引き絞って限界ギリギリの状態(マリリン暗殺とキューバ危機)になっていたが、翌年(1963年)遂に矢が放たれて、ケネディが暗殺された。
2022年も同じ「壬寅」で、良いことも悪いことも、どちらの意味でも限界ギリギリまで弓を引き絞った状態になるということ。
そして、2021年の冬至で2極化は完了した。
つまり、この2極化が両極ギリギリまで進んで行く状態になるでしょう。そして翌年(2023年)には、遂に矢が放たれることとなる。」
2022年は、ロシアと欧米(グローバリスト)との武力行使による戦いが始まったが、これが今年 “矢が放たれる”ことになるかもしれない。
その他にも、ツイッターファイルによる暴露情報や、中共(習近平)の動き、気候変動という名目で始まった農民弾圧、食糧危機など様々なことも、“矢が放たれる”ことになるかもしれない。
※大國魂神社