重馬場を味方に、本命の2強に代って、3番人気のブローザホーン牡5が直線は外ラチ沿いに中位追走から、ゴールに向って抜出してGⅠ初勝利でした。
結果 12-9-3-7-10 番 重2.12.0 2200m 推定上り 34.0 最速 馬連4,890.- 馬単 9,380.-
人気 3、7、5、6、4 。 全13頭 3才上 定量(58) 4京8 6/23 日
馬名は「その角笛を吹け」。
勝利騎手 菅原明良 厩舎 吉岡辰弥(栗東) 馬主 岡田牧雄
① 着 12- ブローザホーン 牡5 58(単勝 750.-)(上り最速 34.0)
② 2 9- ソールオリエンス 牡4 58(上り最速タイ 34.0)
③ クビ 3- ベラジオオペラ 牡4 58
④ クビ 7- プラダリア 牡5 58
⑤ 3 10- ローシャムパーク 牡5 58
ハロンタイム 12.4-10.9-12.3-12.7-12.7-12.9-12.2-11.4-11.7-11.3-11.5 計 132.0 秒
通過 35.6-48.3-61.0-73.9 (1000m 61.0)
上り 71.0-58.1-45.9-34.5
3F で 1.1 遅い、5F で 2.9 遅い, 6F で 2.9 秒 遅い 。
レースは、13- ルージュエヴァイユが思い切って外からハナまで上って、プラダリア先行4番手、ベラジオオペラ中団6番手、2-ジャスティンパレス中位7番手、ソールオリエンス後方3番手、ブローザホーン後方2番手、4-ドウデュース最後方から。
直線は、馬群は外ラチに寄って、1団で横に広がる。
ブローザホーン:
3走前 日経新春杯V、前走 天皇賞(春)2着。重巧者。
厩舎コメント「1気の距離短縮ですが、2200メートルあれば問題はないと思います。....。京都コースは合っていますし、雨が降って馬場が渋るのも歓迎。強い馬がそろっていますが、チャンスはあると思います」。
直線は(馬場の中ほどで先頭13- ルージュエヴァイユ)大外で中位の7番手、上り最速の脚で、残り200mは(先頭13- ルージュエヴァイユ)外ラチで4番手、ゴールに向って(残り100mは)抜出して先頭、GⅠ初勝利でした。3番人気。
ドウデュース: 牡5 58
1昨年のダービー馬(2着が世界最強馬イクイノックス)。昨年の京都記念(阪)勝。4走前 昨年の天皇賞(秋)7着、3走前 ジャパンC4着、2走前 昨年の有馬記念V(復活)。前走 ドバイターフ5着。屈指の実績。ファン投票1位。
直線は内で8番手(最内から2頭目)、残り200mは5番手(13- ルージュエヴァイユの内斜め下)、残り100mも5番手、終いは 伸びず6着、1番人気。残念な結果でした。
2-ジャスティンパレス: 牡5 58 5走前 昨年の天皇賞(春)勝(GⅠ初制覇)、4走前 昨年は3着、3走前 天皇賞(秋)2着、2走前 有馬記念4着。前走ドバイシーマクラシック4着。ここでは実績 No.2。
直線は6番手(13-ルージュエヴァイユの下)、残り200〜100mは9番手(13-ルージュエヴァイユの少し離れた下)、終いは10着、2番人気。(レース後談).....。ディープインパクトの子なので重馬場は難しいです。最後は疲れていました。
ベラジオオペラ: 4走前 ダービー4着、2走前 今年の京都記念(同舞台)2着(57k)、前走 大阪杯V。
直線は僅かに3番手(馬場の7分所)(13- ルージュエヴァイユの少し離れた1頭置いた外)、残り200mは2番手(勝馬の内)、ゴールに向って(残り100mは)4番手、終いは よく盛り返して3着、5番人気。
プラダリア: 6走前 昨年は6着、4走前 京都大賞典(重)V。2走前 今年の京都記念(同舞台)勝(58k)、前走 大阪杯6着。
直線は2番手(13-ルージュエヴァイユの少し離れた外)、残り200mは僅かに3番手(ベラジオオペラの内)、残り100mは差返して2番手、終いは4着、6番人気。
ソールオリエンス: 皐月賞(重)V、6走前 ダービー2着、3走前 昨年の有馬記念8着。前走 大阪杯7着。
厩舎コメント「.....。京都の外回りの2200メートルはベターな舞台だと思っています。雨が降って、時計がかかる馬場になるのもいいでしょう。パフォーマンスをしっかり出せれば、5分に戦える力は持っていますよ」。
直線は大外の後方2番手(勝馬の下)、残り200〜100mは外ラチ寄りで6番手(勝馬の内斜め下)、上り最速タイの脚で、終いは ゴール寸前に2着、7番人気。
ローシャムパーク: 3走前 昨年のオールカマー勝、前走 大阪杯2着。
中団の8番手から。動いていって直線は外の4番手(ベラジオオペラの外斜め下)、残り200〜100mは外の7番手(ソールオリエンスの内斜め下)、終いは5着、4番人気。
13-ルージュエヴァイユ: 牝5 56 3走前 エリザベス女王杯(同舞台)2着、2走前 京都記念8着、前走大阪杯3着。
直線〜残り200mは馬場の中ほどで先頭、残り100mは3番手、終いは8着、10番人気。
5-ディープボンド: 牡7 58 6走前 昨年は5着、5走前 京都大賞典(重)3着、3走前 有馬記念15着。前走 天皇賞(春)3着と久しぶりに好走。
中団の後ろ9番手から。直線は5番手(13-ルージュエヴァイユの外斜め下)、残り200〜100mは8番手(ローシャムパークの内)、終いは7着、8番人気。
1- シュトルーヴェ: せん5 58 2走前 日経賞、前走 目黒記念と2500mGⅡを連勝の勢い。
好位5番手から。直線は(馬場の中ほどより少し内で)後方4番手(4-ドウデュースの外)、残り200〜100mは外へ寄って後方2,3番手(5-ディープボンドのずっと下の方)、終いは11着、9番人気。
(レース後談)....。...., 最後の600mはいつもの伸びがなかった。馬場の影響があったかもしれません。
レースは以上です。
馬券は 7- プラダリアから、2、3、4、10 の 4点のみでした。
2走前の京都記念V(58k)のプラダリアを同レースで2着(57k)のベラジオオペラより上と見て、又、馬場も合うと見て(4走前の京都大賞典(重)V)、この馬の方を軸としました。不発でしたが。
実績の抜けた2頭は、重馬場なので割引しました。
連対した2頭は重馬場の実績や評価の高い馬でした。
結果は、重馬場の推理の1つの模範的な解答となるようなレースでしたね。
次は 北九州記念 GⅢです。