中山記念 GⅡ 2024 | 取らぬ狸の....? 競馬は奥が深く難しい。

取らぬ狸の....? 競馬は奥が深く難しい。

正攻法推理の競馬実戦記
やればやるほど程難しい、 反面、色んな法則が段々分かってくると面白く、愉しくなる。

馬券の基本方針:
⚫︎馬連(時に馬単)を中心。 時に三連単(複)も。ブログ上は馬連のみ。⚫︎馬連は軸を決め(本命でも、穴でも)、ながし最大8〜10点位。

 

伏兵7番人気のマテンロウスカイせん5が、先行から抜出して重賞初制覇を飾りました。

 

結果  8-7-4-3-13 番        稍 1.48.1 推定上り 37.2         馬連 17,350.-    馬単 33,850.-

 

人気  7、10、4、1、13 。    全16頭 1800m  4才上 別定         2中2        2/25  日

 

① 着             8- マテンロウスカイ         せん5  57(単勝 1,610.-)

②  2              7- ドーブネ                        牡5   57

③ クビ          4- ジオグリフ                    牡5   58

④ 1/2             3- ソールオリエンス         牡4  58(上り最速 36.4)

⑤ 1.1/2         13- マイネルクリソーラ     牡5   57

 

ハロンタイム  12.7-11.2-11.7-11.6-11.4-11.9-12.5-12.3-12.8      計 108.1 秒

 

通過   35.6-47.2-58.6     (1000m  58.6)

 

上り   60.9-49.5-37.6  

 

3F で 2.0 速い、4F で 2.3 速い、5F で 2.3 秒 速い。

 

レースは、ドーブネがハナ、マテンロウスカイ先行3番手、9-エルトンバローズ好位5番手、5-ヒシイグアス中団8番手、10-ラーグルフ後方5番手、3- ソールオリエンス後方4番手、マイネルクリソーラ後方2番手から。 

 

マテンロウスカイ:

6走前 メイS1800m(op)2着(逃げ)、5走前 エプソムC1800mGⅢ3着(先行)、2走前 リゲルS1600m(L)勝。前走 今年の東京新聞杯1600mGⅢ5着。

 

      直線は(インで先頭ドーブネの外で)2番手、残り200mすぎて先頭へ立つと、押切った。7番人気。

(レース後談)ある程度展開が読めましたから、狙っていた通りのポジションを取れて、上手に走ってくれました。....。....。

 

ソールオリエンス:

5走前 皐月賞V、4走前 ダービー2着、前走 有馬記念8着。中山1800mがどうか。

厩舎コメント「....。今回は中山の1800メートルがポイントに。開幕週で直線1気とはいかないと思うので、どれだけポジションを取れるか。....。」。

 

      直線は中団の後ろの大外11番手(後方6番手), 最速の上りで追上げ、ゴール前(残り50m)は4番手、4着、1番人気。

(レース後談)追走が少し忙しかったです。直線で外に出したら脚を使ってくれましたが、馬場が緩くて、前が残る展開でした。....。

 

9-エルトンバローズ: 牡4  57 2走前 毎日王冠GⅡ勝、前走 マイルCS4着。

厩舎コメント「....。中間は追うごとに体が締まってきたし、十分に動ける仕上がり。....。」。

 

      直線は(勝馬の1頭置いた外の14-エエヤン(13着、9番人気)の下で)5番手、ゴール前(残り50m)は(勝馬からずっと離れた下の方で)7番手、終いも7着、2番人気。

 

ドーブネ: 昨年は3着。6走前 メイS1800m(op)4着(先行)(2着(逃げ)が今回の勝馬)、2走前 キャピタルS1600m(L)勝。

 

      直線はインで先頭、残り200mすぎてすぐ2番手になったが、ゴール前(残り50m)も2番手、しぶとく最後まで粘って2着、10番人気。よく頑張りました。

 

マイネルクリソーラ: 前走 中山金杯3着。

 

      直線は大外め後方3番手(ソールオリエンスの内斜め下)、ゴール前(残り50m)は大外の9番手(ソールオリエンスの少し下)、終いは5着、13番人気。よく頑張りました。

 

10-ラーグルフ: 牡5 57   5 走前 中山金杯勝、 4走前 昨年は2着。

 

      直線は大外めの10番手(ソールオリエンスの内)(マイネルクリソーラの前)、ゴール前(残り50m)は11番手(後方6番手)( マイネルクリソーラの内下)、終いは9着、12番人気。(レース後談)....。悪い馬場を気にしていました。

 

5-ヒシイグアス: 牡8  58   6走前 1昨年の宝塚記念2着。5走前  昨年の勝馬、前走 香港C3着。

 

      直線は外の9番手(10-ラーグルフの内)、ゴール前(残り50m)は13番手(後方4番手)(10-ラーグルフの内)、終いは11着、3番人気。(レース後談)馬場に泣かされました。....。

 

ジオグリフ: 1昨年の皐月賞馬。3走前 昨年の宝塚記念9着。不振。きっかけ待ち。

 

      中団の前6番手から。直線は3番手(勝馬の外)、ゴール前(残り50m)も3番手(ドーブネの外)、終いも3着、4番人気。よく頑張りました。

 

6- イルーシヴパンサー: 牡6  57   4走前 昨年は8着、2走前  富士S GⅡ4着、前走 マイルCS6着。

 

      中団9番手から。直線は後方2番手(マイネルクリソーラの離れた内下)、終いは大差のどん尻、6番人気。(レース後談)3コーナーまでは手応えが良かったんですが、馬場が悪くなると手応えがなくなりました。心房細動かと思うほどでした。大事に至らなければいいのですが....。

 

2-ソーヴァリアント: 牡6  57   5走前 昨年は9着、2走前 富士S3着、前走 マイルCS12着。

 

      中団10番手から。直線は中団の前6番手(9-エルトンバローズの外)、ゴール前(残り50m)はインで10番手(2頭置いた外に10-ラーグルフ)、終いは12着、5番人気。(レース後談)....。道中に力んだ分、最後に響いたようです。

 

1- レッドモンレーヴ: 牡5   58   2走前 富士S2着、前走 マイルCS9着。

 

      最後方から。直線もインで最後方。終いは15着、8番人気。(レース後談)馬が嫌気をさしていて、気持ちが乗らないのが大きかったです。....。

 

レースは以上です。

 

馬券は 9-エルトンバローズから、1、3、5、6、10、13 の 6点でした。連対の 8、7 はノーマークでした。古馬戦で実績のある方を、3- ソールオリエンスより上と見ましたが。

 

実力の抜けた2頭がトンで、又しても競馬推理の難しさを象徴するレースでした。

 

振り返って考えて見ました。

競馬の推理には、基本的で重要な要素が(多数の小さなものを除いて)少なくとも10 以上はありますが、この内、今回 4つが関係したと思われます。

 

「調子(ポカ(反動)を含む)」

エルトンバローズ : 厩舎コメントに「中間は追うごとに体が締まってきたし、十分に動ける仕上がり」とありましたが、まだ万全とまでは戻っていなかった、或は、こんなに負ける筈はないとすると、ポカではなかったのか。3才で古馬の毎日王冠GⅡ勝、と マイルCS GⅠ4着の連戦を激走した反動だったのかも。

 

「距離(伸びる、短くなるへの対応がどうかも含めて)」

ソールオリエンス : ダービー2400mが今回1800mへ。今1つだった。

 

「脚質」

ソールオリエンス :後ろからなので、(差し、追込は)前残りの展開では苦しい。

 

「展開(位置取りを含む)」

マテンロウスカイ、ドーブネ :前にも行けるエルトンバローズだったが(今回は調子が悪く、効かず)、他に有力な先行馬がおらず、まんまとハマって、今回  先行-先行で2頭とも残るのは中央の芝のレースでは珍しく、中山コースと開幕週が重なったからでしょう。6走前のメイSでは2着と4着でした。勿論、今回は、馬場が稍重だったことが関係あったのでしょうが。

 

重要要素の内でも、「調子(ポカ(反動)を含む)」と 「展開(位置取りを含む)」が 2大重要要素と言えましょう。

 

次は 弥生勝ディープインパクト記念 GⅡです。