気がついたら9月になってました(汗)。


ということで、軽く告知です。主に熊本の皆様に向けたものですが…。


まずは、先週末に発売された『月刊タウン情報クマモト』9月号。レギュラーの映画とDVDのコーナー(旧作DVDコラムは、岡本喜八監督の『座頭市と用心棒』)に加えて、『ツイラボ』のコーナーにも登場。マヌケ面とTwitterのIDをさらしております(恥)。


そして、今週の金曜日あたりに配布される熊日『すぱいす』の「嫁姑戦争」特集に、覆面座談会の参加者の一人として登場してます(って、自分でバラしてどうする?)。内容は…(苦笑)。

今度の日曜日、熊本市河原町のアップフィールドさんで開催されるイベントに絡ませて頂くことになりました。


主催者から送って頂いた文章をそのままコピペさせて頂きました(恥)。


定員までもう少し余裕があるとのことなので、お時間がある方はぜひご参加下さい!お申し込みは下記のアップフィールドさんへどうぞ。


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本だからこそ
つながれることがある。

本をきっかけにいろんなことを
知る、学ぶ、遊ぶ。

そんな感じで。
「ブックジャム」2回目の開催です。





ブックジャムとは・・
本をきっかけに
緩やかに繋がり、じんわり学べる、交流イベント。

・本+αを活用したアタマやココロのエクササイズ
・本で緩やかにつながる交流会


そんな、ブックジャム
第2回目のテーマは
本と映画。


・・・・・・
ちなみに1回目は
本と色。

ブックジャム VOL.1 ~ 本と色。
2010年08月02日(月曜日) 参加者12名
http://mixi.jp/view_event.pl?id=55073587
<http://mixi.jp/view_event.pl?id=55073587&comment_count=20&comm_id=230187 >
&comment_count=20&comm_id=230187
・・・・・・



ブックジャム VOL.2
~ 本と映画。


本と映画。のイベントです。

何をするのか!?


業界でも有名な
映画通のアノ人!

そんな映画通のお二人をゲストに
(イチバン最後を参照)


□本と映画のトーク
・映画について語ってるオススメ本

□映画と本のトーク
・原作本が映画化されてるけど
・ジブリ映画の原作本(魔女宅の絵本など)

□Youtubeを活用してのショートムービー鑑賞
・今夏、今秋 オススメの映画

□参加者・自己PRコーナー

□異業種交流的な感じで閉幕。




++ゲスト++

・林 隆也(はやし たかや)
1971年生まれ。福岡県在住。
熊本でCine3(シネキューブ)という映画サークルを主宰
学生時代より、数千本の映画に恋し 文化的な知能は、
数多くの仲間も魅了する。
また、ラジオDJも経験しており、メリハリの利いた言葉力、
そして、様々な活動を通しての行動力は林氏を知る人なら納得のところ。
「見ずには死ねない!名映画300選」(中経出版)にも製作協力。



・上妻 祥浩(こうづま よしひろ)
1968年生まれ。熊本市在住。
映画解説業者、フリーライター。地元新聞・雑誌・テレビ・ラジオ等で
映画関連の仕事を中心に地味目に活動中。
映画検定1級、得点順で全国21位

2007年から、熊本放送制作の映画PR番組「シネマナビ」に出演、
来日映画人へのインタビューやジャパン・プレミアをリポート。
また、同局独自の新作映画スポットCMの
推薦コメント・ナレーションを担当(両方とも不定期)。
2008年7月から、「月刊タウン情報クマモト」にて、
新作映画・DVDやおすすめ旧作DVDの紹介記事を担当。



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ブックジャム VOL.2
~ 本と映画。

○8月29日(日)
○15:00 ~ 18:00
○2000円(1ドリンク×お菓子付)
○限定20名

○会場:イベントLab アップフィールド
熊本県熊本市河原町2 アップフィールド
○096/355/1176
○【地図】
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=32%2F47%2F27.798
<http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=32%2F47%2F27.798&lon=130%2F42%2F11.319&layer =
1&sc=2&ac=43201&mode=map&pointer=on&size=s>
&lon=130%2F42%2F11.319&layer=1&sc=2&ac=43201&mode=map&pointer=on&size=s
○upfield2003@gmail.com


●【ブックジャムから得られる効果】

・本や映画に対しての知識が増える。

・ジブンの頭の片隅にあった
イノベーションが湧き出てくる。

・みんなでアタラシイことをやるんで
なんだかモチベーションが湧いてくる。

・オモシロイ人脈ができる


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今週の木曜日に業務試写で観せて頂きました。但し、3D版の公開も話題になっていますが、今回は平面版でした。


私、結構チキン野郎なんで、検索に引っかからないように、作品名や固有名詞などは伏字にしております(獏)。


前作の2作目では、クライマックスのあり得ない展開と、それで真剣に感動した観客が続出したという話に、作り手も観客も正気じゃない、と嘆いたものです。それに比べたら、今度の“完結編”はマトモ(飽くまでも、前作と比べたら、です)ですが、それでもやはり“泣かせ”に強引に持っていくための不自然な展開が多少目立ちます。しかも、100歩譲って2作目が本当に感動できたものだったとしたら、わざとあっさり描いたのか、それとも単に中途半端なのか、今回は“泣かせ”の要素がかなり淡白といった印象を与えます。観終わった時に「え?これホントに完結編?」と思ってしまったほどです。


まあ、前作のクライマックスのように、「そんなことしてるヒマがあったら、さっさと救助に行けよ!」とツッコミを入れたくなるような展開も相変わらずありました。それに、ここぞというセリフを数人の登場人物に分担して言わせるという、観ているこっちが恥ずかしくなるような、「いつの時代の映画だよ!」と、またまたツッコミを入れたくなるような場面もありました。


それらは「しょーがねーなー」と諦めるとしても、台風が接近しているのなら、ジョン・スタージェスの『宇宙からの脱出』みたいに台風の目を活用して救助するとか、施設の設計者がいるんだから、彼と仙●が危険を冒して施設の奥のほうにある複雑な装置をいじって事態を打開しに行くという『タワーリング・インフェルノ』みたいな展開にするという手がいくつも考えられるのに、どれもこれも中途半端に処理。なのに上映時間130分って…。


まあ、いろんな意味で予想通りの作品でしたね。





10日の夜、熊本日日新聞の『すぱいす』の某特集のための覆面座談会に参加してきました。


いつもお世話になっているN氏が「上妻さんにピッタリの特集があるんで、ぜひお話を披露して下さい!」とおっしゃるので、テーマは何かとお尋ねしたら…「嫁姑戦争」。


笑うに笑えませんが、ついつい参加してしまうところが、私の自虐的なところと言うか、どこかで発散したかったのか…(苦笑)。


参加者は私を含めて4人。30代半ばから40代後半の、お仕事も家庭環境もバラエティに富んだ組み合わせ。もちろん結婚生活についても、期間、お相手の年齢、ご本人との年齢差などいろいろ。そんな男たちが集まって、愚痴半分の結婚生活論披露大会となりました。


一応、覆面座談会なので、他の皆さんに関してはこれ以上触れません。え?自分のことは思い切りバラしてるじゃないかって?そうですねえ。ま、いいでしょう(爆)。


会場は上乃裏の「弐ノ弐」。餃子はじめ、料理がとにかく美味しい!でも、テーマがテーマだけに、会が進むうちにだんだん料理が喉を…通らなくなる筈はございません。話の本質はあくまでもシリアスですが、そこそこ人生経験を積んでいる皆さんのお話はとても面白いし興味深く、料理もビールも進む進む。


私に関しては、あまりに深刻かつシャレにならないと思っていたので、おとなしくしているつもりだったのですが、気がついたら爆弾発言連発で一番ウケていたらしいです(恥)。


他の皆さんのお話も素晴らしく、ノーカットで掲載できたろ(いろんな意味で)すごいだろうなあ、と思いました。この内容をどんな風にまとめあげるのか、N氏の手腕ともども楽しみです。


会の方はテーマからどんどん逸脱して盛り上がり(話を脱線させていたのはやっぱり私です)、このメンバーで恐妻特集など別の企画をやってみようとか、そういうの抜きで単に一緒に飲みたいとか、、いろんな方向に発展しました。


普通、こういう特集だと、お嫁さんだけとか当事者たちの座談会が組まれるのがほとんどなのですが、間に挟まれたダンナさんたちの本音が聞けるということでも、今回の特集は画期的ではないかと思います。


掲載は9月3日号とのことです。


7月31日の話だったのですが、バタバタしてて書き損ねておりました。


このニュースを聞いた時、正直言って最初の感想は「え?まだ生きてたの!?」でした。とっくの昔に亡くなっていたと勝手に思い込んでいたものですから(恥)。享年99歳。私がそう思ったのも無理はなんかも知れません。


主に50~60年代にかけて、音楽プロデューサーの傍ら、自身の名を付けた合唱団の指揮者として活躍。テレビの冠番組『ミッチと歌おう』は日本でも放送され、大人気だったようです(うちの母親あたりも欠かさず見ていたそうな)。


彼の合唱団の特徴は、ほとんど男声コーラスですが独特の温かみのある歌唱だったこと、そして間奏部分なんどで口笛を大きく取り入れていること。この2つが親しみやすさを生み、結構幅広い層の人気を得た原因かも知れません。


ということで、基本的にはポピュラー・ミュージックの人なのですが、映画音楽との関わりも深い人でした。


まずは、映画主題歌のカバー。『いとしのクレメンタイン』(『荒野の決闘』)、『オーラ・リー』(『長い灰色の線』、プレスリーの『ラブ・ミー・テンダー』の原曲)、そして『黄色いリボン』などのジョン・フォード作品が印象的ですが、これらはご存知のように、既製曲を効果的に使用していたフォード作品の代表格であり、映画主題歌というよりトラディショナル・ソングとしてレコーディングしたというのが正解でしょう。あと、女性の登場人物がまったく出てこない映画本体とは裏腹に、いろんな女性の名前をゾロゾロ出して「あの娘が一番、この娘が最高」とあれこれ悩むというトンチンカンな歌詞(もちろん本編とは無関係な内容)を付けた『大脱走マーチ』は、ある意味珍品かも知れません。


カバーだけでなく、映画の正規のサントラ盤にも多数参加しています。『戦場にかける橋』や『ナバロンの要塞』など、彼らが所属していたコロンビア(現在はソニー・グループ)レーベルから発売された戦争映画などのサントラには、彼らの歌うバージョンの主題歌がよく収録されていました。実は、これらの映画の多くでは、本編中に彼らの歌声が流れたものは少なく、そういう意味ではこれらの主題歌も厳密には一種のカバーだと言えるのですが、サントラ盤に収録されているというだけで「オリジナル版」扱いされるという不思議な状況が起こっています。


ちなみに、『戦場にかける橋』の『クワイ河マーチ』は、大半が口笛で中盤部分に「♪ダダダ~」みたいなスキャット(?)が流れ、歌詞のある部分はまったくない、彼らの歌曲としては異色の存在です。ちなみにこのバージョン、最近は松たか子と原田芳雄が出ているビールのCMに使われています。


もちろん、彼らの歌声がしっかり本編中に流れた映画もあります。まずは、私の心の師匠、サム・ペキンパー初期の作品『ダンディ少佐』。メインタイトルに流れる主題歌の歌唱を担当。サントラ盤にはミラー自身がプロデューサーとして参加、本編未使用の歌1曲(近年発売されたCDには、未発表だった歌がさらに1曲追加)もしっかり収録されています。


そして、戦争映画の金字塔『史上最大の作戦』でも、エンディングに流れる主題歌を歌唱。エンドタイトルの前半は口笛+スキャットの『クワイ河マーチ』スタイル、そして後半は歌詞付きバージョンがフルコーラスで流れます。この映画、本編中の劇伴(打楽器のみの地味目なものですが)作曲を『アラビアのロレンス』でブレイクしたばかりのモーリス・ジャール、主題歌の作詞作曲を当時大人気だった歌手のポール・アンカ、そして主題歌アレンジをミラーと、それぞれ違うフィールドの音楽家3人が担当しているという豪華版です。


ミラーさんのご冥福をお祈りします。


<『STAR BOX』 ミッチ・ミラー合唱団>

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