昨夜、ついに放映されました!KABさんの『5ch』。


 4人で2時間喋り倒したものが、40分枠の番組に…。どんな編集になるんだろうと思っていたら、当日の熱気が上手く凝縮されていました。園村先生、塚原さん、そして私の3人とも大好きだということで盛り上がった『ある日どこかで』の話題など、まったく登場しなかった話もありましたが、まあ仕方がないですね。大人の事情ってやつです。


 それにしても、実際のオンエアを見て驚いたのが、私の喋りが予想より遥かに多く使ってもらっていたこと。恥ずかしかったのなんのって…。

 その「とどめが、悪ノリした私が使ってしまった飛び道具=モノマネ(苦笑)。まさか、あれまで使われるとは…。まあ、正直言って、当日、話におすぎさんが登場した時、内心「よっしゃ!」とほくそえみましたが…(爆)。ネタふりされたら、やらなきゃいけません(お笑い芸人か?)


 まあ、とにかく、あの日の楽しさが甦ってきて、個人的には大いに楽しませて頂きました。

 はい、今回も伏せ字だらけで書かせてもらいました。チキンな私です(恥)。一昨日、業務試写で観せて頂きました。


 まあ、映画としては割りときちんとまとまっている方だと思います。上映時間138分というのも、この物語の内容やこの監督の今までの作品の長さから考えると、妥当と言うか致し方ない分量と言うか…。確かに、削った方がいいようなところはいくつかありますけどね。それに、ちょっとベタなセリフのやり取りもいくつか。今時、これはないでしょう、と、観ているこっちが恥ずかしくなるような会話が…。

 あと、オリジナルを結構大胆に改変してるところが結構あるようですね。森雪の腕っ節の強さにビックリ。何より、佐渡先生が女性(しかも高島礼子)に変わっていたのには…。でも、この変更はあんまり意味がなかったような感じです。

 徳川機関長=西田敏行とか、オリジナルのイメージにかなり近いキャスティングも結構多く、そこら辺は成功しているかと。佐渡先生の飼いネコもしっかり出てます。こいつがクライマックスで印象に残るんですよ。本筋とはまったく関係ない、偶然の産物なんでしょうけど。


 で、以下、ぶっちゃけまくります。


 やっぱりキム●クは何やってもキ●タクでした。兄の死に怒りと悲しみを抱え、それを引きずっているかと思えば、途中で唐突にいつものノリのキャラに変貌。オリジナルがあるキャラなのに、それをやらせていいの?

 で、その兄役=堤真一。出番、短過ぎです。正直、彼じゃなくてもよかったのでは?というぐらい。同じ監督の『ALWAYS』ではいい味出しまくりで大活躍してたのに…。

 しかし、一番驚いたのは、ガミラスが(以下略)、でもってデスラーが(以下略)。宣材をいくら調べてもデスラーの配役が書いてなかったのは、このせいだったのか!


 ラストは、某洋画ソックリの展開。主題歌歌ってる人も同じだし。あ、試写では泣いている女性が結構いらっしゃいました。オリジナルのファンとキム●クファンは動員できるから、あとは「話題の映画を観て、泣く」という女性のお客さんの取り込みも、これでバッチリ(含笑)。

 

 先週、我が家と私個人(こっちは家族にナイショ)で、それぞれちょっと大きな買い物をしました(うちビンボーですから、結構思い切った方です)。


まずは家の方。テレビです。ようやく我が家も地デジ化です。まあ、期限は来年7月ですが、エコポイント半減のことを考えると、11月中旬までに申請まで済ませるタイミングで買わないと危険、という結論に達したわけです。

 数週間前から複数の電器店でリサーチ。で、最終的に決めたのが、32型、LED、そしてブルーレイ内蔵(わたし的にはここが最重要ポイント)のもの。我が家は狭いので、うちの嫁さんは26型がいいと言っていたのですが、同じ機種でも32型の方が人気があって生産が多く、そのため価格も安いと聞いて、かなり不承不承ながらサイズアップ。まあ、地デジやブルーレイ(わたし的にはここが…以下同文)のせっかくの高画質を堪能するには、やはり少しでも大きな画面の方がいいと思っていたので、内心で悪代官のような笑みを浮かべておりました。しかも、どさくさに紛れてブルーレイ導入にも成功…。ワシもワルよのう(含笑)。

 ただし、人気があるから生産も追いつかず、納品は今月17日。地デジ化とブルーレイ(わたし的には…もういいってば!)は、もう少しおあずけです(涙)。


 で、ここからはナイショの部。

 ビデオ、レーザーディスク、DVD…と、いつもハードよりソフトを先に買ってきた私の習慣にならい(意味不明)、今回もブルーレイディスクを先に買ってしまいました。とは言っても、入手困難なものだったので、半分は仕方ない流れだったのです(と、言い訳)。

 買ったのは『西部開拓史』。スタンダード・サイズのスクリーンを横に3つ並べて上映するという「シネラマ」方式で製作された最初(公開は2番目)の劇映画で、ある開拓者一家3代の5つの物語を、ヘンリー・ハサウェイ、ジョージ・マーシャル、そして御大ジョン・フォードという、いずれも西部劇のベテランが分担して監督。出演者もジェームズ・スチュワート、グレゴリー・ペック、ヘンリー・フォンダ、そしてチョイ役ながらジョン・ウェインなど、これまた西部劇でおなじみの大スターを大挙動員した超大作です。


ミスターYKの秘密基地(アジト)

 この映画のブルーレイソフトは昨年発売され、本編を普通に収録したものと、シネラマの湾曲した画面を再現して収録したという特典ディスクの2枚組で5980円でした。で、最近、同じメーカーから2500円の廉価盤が発売されたので、しめしめとまたまた悪代官笑いを浮かべながらよく見ると、何と特典ディスクなしの1枚もの!で、慌てて調べたら、2枚組の方は生産終了で現在は入手困難。まあ、この湾曲版の価値はともかく、一度は見てみたかったなあと悔しがりつつ、諦めずに検索を続けていたら…何と!某大型チェーン店のオンラインショップで、60%オフで売られているのを発見!しかも中古ではなく新品!そこのポイントも少しあったので、結局定価5980円でしかも現在レアものを2200円でゲット!ね?これは今買っときたくなる状況でしょ?(と、さらに言い訳)

 まあ、見れるのは17日以降ですけどね…(涙)。

 つーか、ソフトをコレクションしていく余裕もないんですけどね…(滝涙)。


 で、最後。とにかく欲しくてしょーがなかった、輸入盤でしかも限定発売のサントラ。一つは、以前ここでも紹介した『ザ・ディープ』(http://ameblo.jp/mryk0221/entry-10636726507.html )。メーカー完売になったので、こりゃヤバいと思って慌てて注文。そしてもう一つが、スタンリー・キューブリックとしては初の超大作となった史劇『スパルタカス』。CD6枚組とDVD(これ、日本のプレーヤーじゃ見れないよね?)1枚のセットという、嫌がらせのようなシロモノ。でも、この映画の音楽、大好きだから仕方がない。泣く泣く買いました。これから3ヶ月、昼飯抜きだ!

(こちらの詳しい紹介は、改めて…)





 

久しぶりにテレビのお仕事を頂きました。


KAB(熊本朝日放送)さんで毎週土曜日の深夜に放送されている『5ch(ファイブチャンネル)』の、映画座談会みたいな企画(おいおい)に、園村昌弘先生、塚原まきこさんとご一緒させて頂きました。


進行役は、おなじみ真猿さん。


ミスターYKの秘密基地(アジト)

まあ、マジメな話になると途端に口数が少なくなりましたが、マニアックな話や「放送上いかがなものか」というような話題になると、俄然喋りまくりました。で、調子に乗ってついにはモノマネまでやらかいsて、かなり暴走してしまいました(恥)。


それでも、3人が揃って好きな映画である『ある日どこかで』の話を振ったりして、それなりに頑張ってきました(ホントかよ)。


さて、私の喋りがどれだけカットされずにオンエアされるのでしょうか?(笑)


11月13日放送予定です。皆さん、ぜひご覧下さい!

最近よくテレビに登場する戦場カメラマンの渡部陽一さん、特にあの喋りのインパクトは強烈ですね。


あの喋り、何だかどこかで聞いたことがあるような気がずーっとしてたんですが、この頃になってやっと思い出しました。話せばかなり長くなりますが、以下のようなことでございます。


約20年前、私が大学4年生の時に、ゼミの古田龍助先生がアメリカの経営学の学会で研究発表するというので、その旅行にゼミの学生の中から優秀な2人とおとぼけ代表幹事(もちろん、これが私)を連れて行って下さることになりました。あ、もちろん旅費は自腹ですよ。私の場合は、先生の研究の資料収集を手伝ったら旅費を肩代わりして下さるということになり、夏休みの間じゅう、大学の図書館で本をコピーしまくり、それを切り貼りしました。ま、カノジョいなかったから、夏休みなんかどーでも良かったんです(爆)。


旅行は10月中~下旬の約2週間。ちょうど今頃出発したので、冒頭の「謎の喋り」について思い出したわけです。いよいよ旅行の準備が進み始めた頃、私は「優秀な学生」の片一方の山下君と一緒に、県庁にパスポートの申請に行きました。この山下君、私とは小・中・高・大すべて一緒という、まさに腐れ縁の間柄。常にミョーに冷静なクールガイです。


書類に記入を終えた私は、先に窓口に行きました。その時に受け付けを担当したおねーさん(そこそこ若かったとは思うんですが、ちょっと年齢不詳気味)の喋りが、あまりにも異様だったのです。マニュアル通りの棒読みだったら「ケッ!」の一言で済んでしまうのですが、このおねーさん、丁寧な喋り方と言うか中途半端に感情がこもった「ナレーター口調」と言うのか、とにかく滅多に遭遇しないような喋り方だったのです。渡部さんの喋り方そっくりだったというわけではないとは思うのですが、何だか同じ系統と言うか同じ匂いのする喋り方だった、という印象が強いのです。


長椅子に戻った私は、山下君に「あのねーちゃんには気をつけろ!」と意味深な警告を発しました。果たして、同じおなーさんに書類を提出した山下君の後姿を見ていたら、必死に笑いをこらえて肩を震わせているのがはっきり見てとれました。あのクールガイをあんな状態に追い込むとは…恐るべきねーちゃん!


窓口から戻ってきた山下君の虚脱したような表情が、いまだに忘れられません。


…という、どーでもいい話でした。お粗末。