久々の日記ですが、告知です(笑)。
今度の火曜日(4月10日)、RKK(熊本放送)のラジオ『小松士郎のラジオのたまご』に出演させて頂きます。
春のおすすめ映画のご紹介ですが、恐らく偏りまくったチョイスになるでしょう(苦笑)。
午後3時20分頃の予定です。
熊本地方にお住まいでお時間のある方はぜひ!
久々の日記ですが、告知です(笑)。
今度の火曜日(4月10日)、RKK(熊本放送)のラジオ『小松士郎のラジオのたまご』に出演させて頂きます。
春のおすすめ映画のご紹介ですが、恐らく偏りまくったチョイスになるでしょう(苦笑)。
午後3時20分頃の予定です。
熊本地方にお住まいでお時間のある方はぜひ!
今日は、うちの娘の小学校の卒業式でした。
6年間、ホントにあっという間でした。
卒業証書授与が始まった途端にウルウルき始めたので、「これはヤバい!」と思って涙腺決壊防止作戦開始。
誰か一人ぐらい、名前を呼ばれて「はいはい」とか返事するヤツいないかなと期待したり、
脳内で植木等大先生の『無責任経』(※)をリピート再生してみたり。
何とか泣かずに済みましたが、式が終わって退場する娘の目が真っ赤になっているのを見て、思わずウッと来てしまいました。
何と言うか、こういう時に感動する心を持った、まっとうな人間に育ってくれた(父親に似ずに)ことが嬉しくて。
歳をとると、ホントに涙腺が緩くなってきて、イカンです(恥)。
(※)『無責任経』
作詞:青島幸男 作曲:萩原哲晶
1963年の東宝映画『日本一の色男』の冒頭、女子高の卒業式で植木さんが突如歌いだす謎の歌。
神も仏もごちゃ混ぜという、(戦後の)日本人の宗教観を的確に表現した深い歌。
でも、卒業にはまったく関係ないけど。
(歌詞)http://lyric.kget.jp/lyric/rq/lj/p/
時期的に、この内容と文体ってどうかな?とも思いましたが…。
「あの日」が近づく中、各地で地震が頻発して私たちの不安をかきたてていますが、ここ熊本でも先週地震が発生しました。
震度1と2という、強さとしてはそれほどでもないものでしたが、深夜近くに、しかも1時間のうちに2回も発生したので、結構不安になった人も多かったようです。
実は、今となってはその予兆だったのでは?とも思えることが、我が家で発生したのです。
我が家では、なぜかウーパールーパーを飼っています。名前はポポ(娘命名)。
ゲーセンのクレーンゲームでゲットしたものです。
所詮「ゲームの景品」なので、ぶっちゃけ長生きできないだろうと思っていたのですが、我が家に来てからすでに2年ほど経っています。
体長も最初は10cmほどだったのですが、今では30cm近くにまで成長してしまいました。
で、このポポが、地震が発生した日の夕方、つまり地震発生の5時間ほど前、ちょっとだけ大暴れ(?)したのです。
入れてあるバケツの水面から上に全身が出てしまうほどのハイジャンプをしたのです。まるで、水族館のイルカショー並み。
たまたまその瞬間を目撃した私は、ウーパールーパーがそんなに高くジャンプする生物だったんだということに、まず驚きました。
次に思ったのが、「ちゃんとエサやっただろ?」
で、最後に、「地震でも来るのか?」
最後のは、「まさか、ナマズでもあるまいに」と冗談半分で思ったことだったのですが、それがまさか本当になるとは…。
その日以来、ポポはさらに私たち家族の注目の的になっています(違う意味で)。
昨夜、業務試写で観せて頂きました。
言わずと知れた、今年のアカデミー賞で主要5部門を獲得した話題作です。
1920年代末。映画がサイレント(無声)からトーキーへと転換しようとしていた頃のハリウッド。
大スターのジョージ(ジャン・デュジャルダン)は、女優を目指していたペピー(ベレニス・ベジョ)と偶然出会います。
ジョージの大ファンでもあったペピーは、彼のアドバイスを守ったおかげで、大スターへの道をとんとん拍子に突き進んでいきます。
その一方で、あくまでもサイレントにこだわるジョージは、時代の波に乗り遅れ、次第に没落していきます…。
当時の映画に模して、白黒&(ほぼ全編)サイレントというユニークな作りです。
ストーリーは、大雑把に言うと、
『スター誕生』+『サンセット大通り』+(ちょっとだけ)『雨に唄えば』
といった感じで、その点に関しては実にクラシカルです。
監督は、アカデミー賞の授賞式でビリー・ワイルダーへの謝辞を贈ったようですが、ジョージの運転手のクリフトン(ジェームズ・クロムウェル)のキャラは明らかに『サンセット』のマックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)へのオマージュだすし、途中で『失われた週末』を思わせるシーンも登場します。
難を挙げれば、ヒロインのベレニス・ベジョがあまり「20年代顔」に見えないこと。
それと、これは個人的な理由ですが、クライマックスでヒッチコックの『めまい』のラブシーンの音楽(バーナード・ハーマンの最高傑作)が丸々使われていること。理由が分からないこともあって、どうも腑に落ちません。あの曲が大好きだから、余計に気になるんでしょうね。
とは言え、実にうまい作りの傑作であることは確かで、作品賞をゲットしたのも頷けます。
上映時間も101分と実にコンパクト。
個人的には、ジョージの愛犬のアギーの“名助演”ぶりがツボでした。
昨日は私の誕生日でした。
44歳。
もう、誕生日だからって別に嬉しくも何ともないお年頃です(苦笑)。
ちなみに、同じ2月21日生まれには、香里奈、要潤、酒井美紀、ジバンシーといった皆さんがいますが、個人的には『ワイルド・バンチ』などのサム・ペキンパーと同じなのが嬉しいです。敬愛する映画監督と誕生日が同じなのは、なかなかない幸せです。
まあ、昨日は特に何と言うこともなく、家族からも何のお祝いもしてもらえませんでした(恥)。
夜は、Denkikanで『しあわせのパン』の業務試写を観せて頂きました。
いやあ、パンをはじめ、出てくる食べ物や飲み物が、実に美味しそうに撮ってあります。
夜の9時~10時という、ちょうど小腹がすきかける時間帯に観たので、マジでおなかが減ってしょうがありませんでした。
熊本のDenkikanでは、3月17日から公開です。