僕はもともとSNS上では人の間違いはダイレクトには正さない。(もちろん、笑える誤字脱字とかは正すことはあるけど(笑))
どうも議論ではなく喧嘩になってしまうことに気づいたから。
SNS上の人のコメントをむやみに正すべきでないことは、ネット上のルールだと、2017-2018年ぐらいに学んだ。
どんな原理かをここで書いてみる。
ネット上で議論して論破したつもりの人は大概自分が正しいって思う証拠を見つけたいだけであることが多い。
それが正しかろうと間違っていようが、世の中誰も得も損もしないのに、そこに固執するのは、真実よりも相手を言い負かしたい事が一番の目的になってしまっているから。
何故言い負かしたいかというと、言い負かすことにより、自分が正当化されるような気がするから。
自分が正しく人が間違ってると言いたい人は、通り魔のように喧嘩をふっかける。
意識的か無意識か、いずれにせよ餌を撒いて食いついてくるのを待っている。
結果自分の正しさを無理やり立証して勝ったつもりになるが、実は理論が成り立ってないために愚かさを表に出し、相手がその異常さに危機を感じ引いていったに過ぎない。
真実ではなく、言い負かすことが重要な人とは取り合うだけ無駄だから、みんな引いていくんです。
リプライを遡ってみると、そういう輩は理論が破綻し、最終的に相手が引いたら今度は妙に相手を思いやるようなリプライでかしこげに締めくくろうとする。
その最後のリプライの中に、相手の言いたかったことがだいたい入っているのが定石で、相手はそれを見て、だからそういったじゃん、って思いながら、その後その人からのコメントはスルーする。
これがSNS上の原理。
それを商売にしている人ならいいけど、そうでない限りは、いろいろなリテラシーやマナーが理解できる精神状態にない人だから、やり取りはしないほうがいい、それが僕の学びでした。
今回の選挙に付いてのツイートを見て、有名人も含め、そんな事を感じた1週間でした。