窮地のときには感謝の気持ちを。 | やんしんブログ(数学教師@NZ)

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計算と英語が苦手だったのに、今は英語で数学を教える数学教師。
奥さんはNZ人。
波乱万丈な人生の記録始めました。
#教育 #国際結婚 #数学 #英会話 #教師 #熱血教師 #ニュージーランド #ギランバレー症候群

よく、ギラン・バレー症候群のことを話しているときに、他の難病になった方などに「あなたは本当に周りに恵まれている、私の知り合いなんか、家族がいなくて…」と言う話をする人がいる。

気持ちはわかります。

恵まれている人と、そうでない人の比較をしてしまうその気持ち。

でも、実は、家族から見ると、僕がギラン・バレー症候群の闘病をしている姿を見て、日に日に痩せこけていき、息ができなくなっていく姿を見て、恵まれているなど微塵も思えなかったといいます。

確かに、僕についてくれたお医者さんだって、僕は今でも名医だと僕は思うけど、あの先生が嫌いな同じ病棟にいた患者さんもいた。

それで気づいたんですが、恵まれているかどうかは、その人の環境や運よりも、その人が感謝できているかどうかにあるんですよね。

コップに半分水が入っているのを見て

「半分しか水がない」

と思うのと

「半分も水が入っている」

と思うのとでは、捉え方が違ってきます。


只今、未曾有の出来事が世界を襲っています。

世界の主要国では、ロックダウンが行われ、エッセンシャルワーカーにものすごい負担がかかっています。

そんな人たちの出勤時に、近所の市民が拍手で送り出す。

(ソーシャルディスタンスは守ってほしいけど(笑))


ニュージーランドの首相は、自らのスピーチの最後に、エッセンシャルワーカーだけでなく、協力してくれている国民に必ず感謝の言葉を述べる。


うちの学校のICTチームは、休みの期間も大忙し。
オンラインの授業に備えて働き続けてくれています。
そんなチームに、先生方からメールが。


そして、コロナ対策本部からも常に



感謝することによって…いや、感謝する事だけでしか、人間は大変な局面をチャンスに変えることはできない、と僕は強く感じています。

日本の友達、家族、元同僚たちは、みんな不安を抱えて生きてます。
「電車とか乗ってていいんだろうか?」と思いながら通勤しています。

自分が動かなければ、手洗いうがいをすれば、拡散を止める可能性が上がると言う意識でみんな試行錯誤しています。

ニュージーランドにいようが、日本にいようが、世界中のどこにいようが、あなたに感謝したいです。

拡散を止める努力をしてくれて

ありがとーーーう!爆笑爆笑爆笑