ブルガリアで一番やりたかったこと。
それはヨーグルトを食べること。スーパーに行く。
さすが。種類が多い。壁一面のショーケースが全部ヨーグルトだったりする。
色々食べてみて一番美味しかったのがこれ。
飲むヨーグルト。
イチゴ味もある。
青の方は程よい甘さでちょうどいい。
変なやつを買うと本気の無糖で酸っぱすぎて食べるの大変なやつもあった。。
ダノンもあった。安定の美味しさ。
適当に散策していたら両替所に遭遇。
レートを見てみると、、結構いい。いや、めっちゃいい。場合によっては得する。
しかもマイナー通貨も取り扱っている。
ちょこっとだけ余っていたセルビアディナールをブルガリアレフに換える。
なかなか最高なスポット、、、
この日も寒く、街に人があまり出ていない。
そんな中人が集まっている広場を発見。蚤の市だった。
お店が渋い〜〜
イコン画、勲章、バッチ、ジッポ、、
好きな人はたまらんだろうな。
ソフィアのお土産屋さんには普通にイコン画(聖画像)が売っていたりする。
こんな感じで。
カルティエと、その近くの衛兵交代式。
この日の夜、偶然ご飯の時に隣になったミッシェルと話し込んだ。
彼はシリア人で、今はジョージアで働いている。
紛争を逃れてジョージアまで来たという。家族はシリアに残している。
国から逃れるシリア人の多くはジョージア、トルコ、ブルガリアなどに向かうらしい。
ただ一族での移動は難しく、大抵は働き手だけが国外に行き、
数ヶ月に一回帰国し、家族との時間を持つのだという。
戦争が終わったら、シリアで暮らすと言っていった。
でもトビリシもいいところだよ!遊びにおいで!とも。
私がまだ幼稚園児だった頃、シリアで内戦が始まる前の頃、
我が家はシリア・ヨルダンへ家族旅行へ行ったことがある。
私はまだ6歳くらい、2つ上の姉の2人を連れて、うちの両親はよく行ったなと思う。
アジア人は珍しいらしく、どこへ行っても話しかけられたことを覚えている。
そしてその人たちは危害を加える事なんて一切せず、とっても優しかったことを覚えている。
その話をすると、ミッシェルは嬉しいよと言ってくれた。
シリアに来たことがある人に初めて会った。シリアは本当はとってもいいところなんだ。
思い出を伝えていってくれ。君の人生がよくなることを祈ってるよ、と。
ミッシェルとその家族、友達、みんなが平和に暮らせる日が早く来て欲しい。
それ以外の日々はいらない。
その数日後、帰国の途についた。
今回はバンコクトランジット。いつもお世話になっているゲストハウスに顔を出す。
ソフィアの地下鉄は改札があるのに、車内で切符の点検があった。
モスクワ経由バンコク。モスクワはソフィア以上に寒いのに、飛行機は沖留めで
めちゃくちゃ寒い中ターミナルまで走った。一瞬で凍りそうな、ロシアの冬を体感。
バンコク行きの飛行機に乗ると、離陸した瞬間
ひゅううぅん、と電気系統が落ち、機体もヒュンと下に落ちた。
みんな悲鳴をあげるでもなく、「ハッ、、、!」みたいな声をあげていた。
本当にやばい時ってこういう声しか出ないんだろうな。
特にアナウンスもなく、電気もすぐ着き、CAもなんでもない顔をして座っていた。
大丈夫なんだろうな、とはわかっていたけど、心配で浅くしか眠れなかった。
もし万が一のことがあったら、、、
バンコクに無事に到着。
ロシア人は着陸すると拍手をする。私も一緒に拍手した。
無事ついた安心と、ずっと緊張していたのか、
降りた瞬間に腕に蕁麻疹が出た。かゆかゆ。
まあ、ちゃんと着いたし。よかった。
バンコクはこれまでの国とは対照的に真夏だった。
いつもの宿に行き、みんなに会って、
餃子を食べて最高、、となり(バンコクはもはや日本)
日本へ。