扇風機から時々おかしな音が聞こえるようになりました。
良く観察してみると、扇風機の羽が、後ろのカバーに時々当たって、音を出しているようです。
このままだと危険なので、分解して修理することにしました。
せっかくなので、扇風機の仕組みも見てみましょう!
まずは(とても大切なことですが)コンセントを抜いて、扇風機が絶対に回らないようにします。
カバーから外していきましょう。
これで羽根を取り外せるようになりました。
羽根を外して、後ろのカバーも外します。
ドライバーを使って、この白いカバーも外していきましょう。
ネジをなくさないように注意してくださいね。
中には銅線を巻きつけたものが入っています。
後ろから見ても同じようなものがありますね。
扇風機は、モーターで軸を回転させ、その軸を使って羽根を回すことで風力を作り出しています。
モーターがどのような仕組みになっているのか、簡単な実験工作をしてみても面白いでしょう。
また、どうして扇風機の風はうしろに吹かないのか、羽根の向きや、ねじれを観察してみましょう。
風力発電機の形と似ていますが、羽根に違いはあるのでしょうか?
ちょっとした疑問を整理してまとめると、少しだけその答えが見えてきます。
分からなければ調べたり、同じようなものを作ってみることで、答えに近づけるかもしれません。
それだけで、立派な自由研究になります。
扇風機はとてもシンプルなつくりなので、取り組みやすいのではと思い、紹介しました。