【古典入門】「五月雨」「五月晴れ」とは? | 共明塾 × キッズアース播磨町校

共明塾 × キッズアース播磨町校

1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

2019年は6月3日が、旧暦の5月1日でした。

 

今年の関西は、6月18日現在、まだ梅雨入りしていませんが、東海・関東・東北では、6月7日頃に梅雨入りしました(気象庁)。

 

さて、現在では、「五月晴れ(さつきばれ)」は、5月の晴天を意味しますが(気象庁:天気用語

本来は「五月雨(さみだれ)」が、旧暦5月、すなわち6月に降る「梅雨」を意味し、

五月晴れ(さつきばれ)」は、「梅雨の晴れ間」を意味していました。

 

古典の世界では、旧暦で季節が描かれるので、少し注意が必要になります。

おくのほそ道』で詠まれている俳句も、このことを知って読むと、景色が変わりますよ。