【鉄をつくる】たたらの里学習館@千種町 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
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先日、「西播磨フロンティア祭」にて、「たたらの里学習館」のブースを訪れました。

兵庫県宍粟市千種町(しそう し/ちぐさ ちょう)にある、たたら製鉄の歴史を紹介している施設です。

 

 

右の白いケースに入っているのが「鉄」。

左の緑のカゴに入っているのは「ノロ」です。

 

兵庫県の西播磨地域を流れる千種川流域では、「播磨国風土記」の時代から、この辺りで採れる良質の砂鉄をもとに、質の良い鉄がつくられていたそうです。

 

中世の頃、ここでつくられた「宍粟鉄(しそうてつ)」は、さらに西にある備前長船(びぜんおさふね)へと運ばれ、刀匠達に重宝され、日本刀へと鍛えられていきました。

 

今は岡山県瀬戸内市に含まれる「備前長船」には、備前長船刀剣博物館があります。

 

砂鉄から日本刀へ。

その過程をたどる歴史旅行も楽しいかもしれませんね。