2019年は4月22日が、こと座流星群の極大の日だそうです。
ただし、月が明るいので、「条件がたいへん悪い」とのこと。
残念。
ところで、解説ページで「見頃は23日未明」となっているのに、
あえて22日を極大の日と書いたのは、「未明」という言葉の意味に関わります。
「未明」...いまだ明るからず、ということですが、気象庁や報道で使われる場合、
「午前0時から午前3時」という意味で使われます。
「午前3時から午前6時」が「明け方」です。
気象庁の時間細分図をご覧ください。
(上記ページより図を引用)
ですから、今回の場合、極大となるのは「23日の午前0時から午前3時頃」ということになり、
これは、体感としては「22日の深夜」なので、あえて「22日が極大」と表現したのです。
さて、4月の天文ショーとしては、4月23日から26日にかけて、
日の出前の南の空に出ている木星と土星に、月が近づく、
というのもあるそうですよ。
午前3時半、というのは、早起きというより、夜更かしかもしれませんが…。
月との共演を見るのは諦めるとしても、せっかくですので、
土星と木星の位置だけでも確かめてみてはいかがでしょうか。
小学生のための理科実験教室!
中高生のための難関校対応塾!