【大学入試改革】「読解力」を武器にする! | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

2020年に向けての大学入試改革については、関心の高いことかと思います。

 

1月23日、教育開発出版社さんによる、「大学入試共通テスト研究セミナー」に行ってきました。

 

 

プレテストの精緻な分析から得られた、新テストの傾向と対策についてのお話をお伺いしました。

 

端的に言うと、「読解力」がキーになる、ということでした。

 

知識以上に、量の多い資料から情報を読み取り、それを分析していく能力が問われる。

 

そのために必要であり、鍛えるべき能力は読解力」、

すなわち「長文を集中して読み込み、内容を把握する力」である、と。

 

実は、しっかり読むことさえ出来れば、これまでのテストより格段に簡単になっている問題もあるのです。

正直、難関国公立の二次対策をしている学生にとっては、さほど怖くないのでは、と感じました。

 

しかし、講師の先生とお話しさせて頂いて、唸らされたのは、

偏差値65から70くらいの生徒が軒並み点数を落としている」ということでした。

 

現行テストに慣れて、それで良い点を取れている生徒が、

だからこそ、一問一答形式ではない文章の読み解きに四苦八苦し、

何が問われているか」にたどり着けず、点数に結びつかない。

 

とはいえ、このレベルの生徒であれば、何度か似たような問題にチャレンジすることで、

点数を上げていくことは出来ると思います。

 

では、どのような問題が「似たような問題」なのか。

 

講師の先生によると「高校入試の方がこういった問題は先取りしている」そうです。

広島や滋賀、秋田の公立高校入試にチャレンジしてみる」ことが対策になる、ということでした。

 

高校入試でしょ?」というのは早計です。

 

プレテストを受けた高校生が困惑し、点数を落としたのは「問題の内容・レベル」ではなく

問題の出され方」が見たことのない形式だったから、という部分は大きいはずです。

 

大学入試の経験者なら誰しも分かると思いますが、

初めてセンター模試(マーク式であの量の試験)を受けた時に、実力の6割も出せたら良い方でしょう。

そこから、模試や演習を重ねる中で、ようやく実力を出せるようになっていきます。

 

問題形式と傾向」に慣れることで、実力を発揮できるようになろう、

新テストに対応するためには読解力」が必要だから、従来の勉強に加えて、

読解力」演習として公立高校入試にチャレンジしてみよう、ということです。

 

共明塾としても、今回のお話を踏まえた教材を用意して、

高校生と向き合っていかなければいけません。

 

本当に良いお話を聞かせていただきました!

 

 

 

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