以前の記事で「キティちゃん新幹線」「エヴァンゲリオン新幹線」について
書かせて頂きましたが(記事はこちら)、今回は「ロープウェー」のお話。
神戸にはいくつかロープウェーがありますが、
神戸布引ハーブ園には、神戸布引ロープウェーが出ています。
眼下に拡がる神戸港の景色、そして、布引の滝!
景色の良さはもちろん、結構なスピードが出る上に、
途中に駅もあって、なかなか楽しい乗車体験です。
さて、このロープウェー、仕組みはどうなっているのでしょう。
ロープウェーの上の方を見ると…
駅ではタイヤのようなものを見ることが出来ますね。
そして、「ロープ」ウェーなのですから、「ロープ」も関係しているはずです。
そう思って、ゴンドラを支えている部分を見ると
こんな風に吊り下がっているのですね。
さて、では実際にどのように動いているのか。
駅と軌道上でスピードが違う仕組みについてもあわせて、
こんな解説がありましたので、どうぞ。
(yahoo知恵袋:「ロープウェーの仕組みとは、どのようなものでしょうか?」より)
「自動循環式ロープウェイは、
ゴンドラ(正式名称は「搬器」(はんき))の屋根上に設置されているアームが、
本線上に張られたケーブルを掴んで、そのケーブルに引っ張られ、
二つの駅の間で乗客を運んでいます。
ただ、駅に到着したら強制的にケーブルから離され、
小さな滑車が駅構内天井に吊るされた細いレールの上に乗って、
等間隔に設置されたコンベアまたはゴムタイヤの押す力によって、
降車場から乗車場へ移動する仕組みになっています。
搬器が発車する時は、押送(おうそう)する機器が、
ケーブルの稼働している機器の速度に合わせて押し出します。
★搬器は「動かされているだけ」★
ロープウェイの搬器には、動力に関する器具が基本的にありません。
駅構内で移動する機器にセンサーが設けられ、
それによって自動的に等間隔に搬器を発車させ、
効率よく乗客を乗せられるようになっています。
★補足です★
搬器の乗降扉には「自動ドア」と記されていることがありますが、
電動式ではなく、駅の移動用レール、または専用の器具に、
搬器の部品が当たって、梃子(てこ)の原理で開閉するようになっているのです。」
なるほどですね。
また、兵庫県には、「ブラタモリ」でも紹介(?)された
ベルトコンベア式の乗り物「須磨浦カーレーター」があります。
これは公式ページでも「乗り心地の悪さ」を売りにしているという、なかなか楽しい乗り物(笑)
こういった「ご当地乗り物」から、乗り物の仕組み等を考えるのも面白いと思います。
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