【乗り物!】「ロープウェー」と「カーレーター」 | 共明塾 × キッズアース播磨町校

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1970年から兵庫県加古郡・加古川地域て信頼と実績を積み重ねてきた共明塾。
2007年からは東大卒講師を迎え、2017年からはキッズアースと提携し、小学生向けの科学実験教室を始めました。
共明塾はこれからも学ぶ楽しさを発信していきます。

以前の記事で「キティちゃん新幹線」「エヴァンゲリオン新幹線」について

書かせて頂きましたが(記事はこちら)、今回は「ロープウェー」のお話。

 

神戸にはいくつかロープウェーがありますが、

神戸布引ハーブ園には、神戸布引ロープウェーが出ています。

 

眼下に拡がる神戸港の景色、そして、布引の滝!

 

景色の良さはもちろん、結構なスピードが出る上に、

途中に駅もあって、なかなか楽しい乗車体験です。

 

さて、このロープウェー、仕組みはどうなっているのでしょう。

 

ロープウェーの上の方を見ると…

 

 

駅ではタイヤのようなものを見ることが出来ますね。

そして、「ロープ」ウェーなのですから、「ロープ」も関係しているはずです。

 

そう思って、ゴンドラを支えている部分を見ると

 

 

こんな風に吊り下がっているのですね。

 

さて、では実際にどのように動いているのか。

 

駅と軌道上でスピードが違う仕組みについてもあわせて、

こんな解説がありましたので、どうぞ。

(yahoo知恵袋:「ロープウェーの仕組みとは、どのようなものでしょうか?」より)

 

「自動循環式ロープウェイは、
 ゴンドラ(正式名称は「搬器」(はんき))の屋根上に設置されているアームが、
 本線上に張られたケーブルを掴んで、そのケーブルに引っ張られ、
 二つの駅の間で乗客を運んでいます。
 
 ただ、駅に到着したら強制的にケーブルから離され、
 小さな滑車が駅構内天井に吊るされた細いレールの上に乗って、
 等間隔に設置されたコンベアまたはゴムタイヤの押す力によって、
 降車場から乗車場へ移動する仕組みになっています。
 
 搬器が発車する時は、押送(おうそう)する機器が、
 ケーブルの稼働している機器の速度に合わせて押し出します。
 
 
★搬器は「動かされているだけ」★
 ロープウェイの搬器には、動力に関する器具が基本的にありません。
 駅構内で移動する機器にセンサーが設けられ、
 それによって自動的に等間隔に搬器を発車させ、
 効率よく乗客を乗せられるようになっています。
 
★補足です★
 搬器の乗降扉には「自動ドア」と記されていることがありますが、
 電動式ではなく、駅の移動用レール、または専用の器具に、
 搬器の部品が当たって、梃子(てこ)の原理で開閉するようになっているのです。」

 

なるほどですね。

 

また、兵庫県には、「ブラタモリ」でも紹介(?)された

ベルトコンベア式の乗り物「須磨浦カーレーター」があります。

 

 

これは公式ページでも「乗り心地の悪さ」を売りにしているという、なかなか楽しい乗り物(笑)

 

こういった「ご当地乗り物」から、乗り物の仕組み等を考えるのも面白いと思います。

 

 

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